2025年4月21日月曜日

2025年4月21日(月) おいしいもの考

この年になるとおいしいものを食べることくらいしか楽しみがなくなる。

とかつて私がどどどくそくそドドドブラック企業(違法企業)で働いていたときに先輩が語っていた。当時私は27歳くらい、先輩は30代前半とかではなかったか。

おいしいものを食べることくらいしか楽しみがなくなるのはなんだか寂しいことのように聞こえるが、それでもおいしいものを食べるのは喜びである、ということは間違いない。

人類は基本的には経口摂取により生きる上で必要な栄養素を体内に取り入れるのであるが、どうせ何かを食べるならばまずいものよりもおいしいものの方がいいに決まっている。

ということでおいしいものを食べるのは喜びであるのだが、しかし食べている瞬間はおいしいおいしいと食べているが、その瞬間に舌で感得しているおいしさというのは写真や動画のように保存しておくことはできないし、刹那の快楽でしかない。

それにどんなにおいしいものでも一定の速度で箸なりスプーンなりフォークなりを動かし食べ物を口に運んでいたら、必然目の前のおいしい料理は跡形もなく消え去ってしまう。

ということで、おいしいものを食べるとああおいしいなあ、とか、うわーめちゃくちゃうまい!ベスト〇〇(任意の料理の名前)エバー、とか、うう、うますぎる……とか思ったり、なんちゅうもんを食わせてくれたんや……と歓喜の涙を流したりもするのであるが、しかしその一瞬の、刹那の喜びというのがあまりにも刹那のものすぎて、おいしいものを食べると喜びを感じるとともに最近はかなしさ・さびしさを感じるようになってしまった。

年齢のことをあまり言いたくはないが、40代に突入していきなり体に異変をきたしたり、疲れがやばいくらい取れなくなったりしている上に、あまりにも色んなことが秒で、瞬で過ぎ去っていくので、全ての生きとし生けるものはみな最後には死ぬ、みたいなことを思ったりとかして、おいしいものをおいしいおいしいと食べたところで……みたいに思って、かなしくなるのであった。

このおいしいものを食べるときの喜びがあまりに一瞬で消えてなくなってしまうことに対する対抗策のひとつとしては、量を食べることである。
私は普段ろくなものを食べていないので、比較的常にひもじい思いで過ごしているが、たまに限界がきて急に一人で焼肉食べ放題に行ったりしている。

食べ放題といえど所詮は一番安いコースでジェネリック牛カルビやジェネリック豚トロ、ジェネリック牛レバーなどを食べるだけなのでそんなにおいしいわけではないが、制限時間いっぱいに満腹の向こう側へ向けて胃袋にギュウギュウと(牛だけに、)合成肉を押し込んでいると、ものを食べているときの刹那の快楽が長く続くような気がしてかなしさをさほど感じずに済む。

これは過食すればかなしさを忘れられる、ということなのかもしれませんが、過食すると謎の安心感があるのは確かだ(?)。

おいしいものを過食するには金がかかりすぎるので、さほどおいしくないものをたくさん食べてかなしさ・さびしさを感じないようにする。ということでいいですか?

おいしいものは食べるとなくなってしまうし、舌で感じたおいしさというのも消え去ってしまうが、その点CDやレコードというのは購入して手元にあればいつでも聴き返してそのたびにしみじみとああ、いい音楽だなあ、などと思ったりして、繰り返し楽しめるので素晴らしい。これからもCDやレコードを購入していきたいと思う。

2025年4月9日水曜日

2025年4月9日(水) mentally mad

精神の調子が悪い。

左足は依然として痺れたままであるし、買った車が来ない件もあるし、気持ちが沈んでしまっている。

昨夜また家で酒を飲んでしまった。

自炊や風呂をがんばっているが、それらは自分の中でそれなりのプレッシャーとストレスになってしまっているようである。
酒を飲むことによってそれらから逃れようと試み、結果畳の上で気絶し、睡眠がくそになり、余計に精神状態が悪化する。

昨日は過食めいた感じで日中仕事の合間に菓子パンやチョコレート等を食し、帰宅してからは酒を飲みながら複数のスナック菓子を摂取した。
酔っ払って畳の上で気絶してしまったため、夕飯がスナック菓子になるというくそなことをしてしまった。

生活をきちんとして、また生活を成り立たせるために極力無駄遣いをなくして、とにかく正しい状態であり続けるためには相応の努力が必要になるが、やはりそれは自分には荷が重いようだ。
給料日以降、覚えている範囲では平日一度しか外食をしていない。毎日夕飯に小松菜カレーをつくり、外食しないようがんばっている。

昨夜は洗濯機を回しながら酒を飲んでいたが、気絶したため洗濯物を干すことができず、洗濯物を濡れたまま洗濯機の中に放置するというくそなことをしてしまい、今日は帰ったらまた洗濯をやり直さなければならず、つらい。

昨日車屋から連絡があり、先月に提出していた車庫証明や印鑑証明などの車を購入する上で必要な書類の有効期限がもうすぐ切れてしまうらしく、いかんせん車のパーツがまだ海外から届いていないため、その書類を再度提出しなくてはならないとのこと。

それらの書類を入手するには平日に警察署や役所へ赴く必要があり、また発行の際に手数料が合計3,000円ちょいかかる。
勘弁してほしい。なんでこんな思いをしなくてはならないのか。ただただつらい。

とにかく平日の過ごし方をなんとか改善したい。
それにはどうしても自分を律する必要があるが、それをするには上に書いたように相応の努力が要求される。

自分はスーパーマンでもなんでもないので、自分にできることと割ける労力と時間は限られている。
ただ、正しくあろうとすればするほどプレッシャーとストレスにさらされしんどくなってしまう。

少し自分のやっていることを見直す必要があるようだ。

毎年この季節は精神の調子が悪くなる。

今日は頓服を飲んだ。

今夜帰宅してからの時間をうまく使えるよう、祈るような気持ちでいるが、プレッシャーが強い。
がんばりたいとは思うががんばれないときはどうしたらいいのか?

とりあえずもう家で酒を飲むのはやめる。過食めいたこともやめる。

2025年4月7日月曜日

2025年4月7日(月) 車

車が来ない。

前回までのあらすじ―

突如車を購入した春村謙吾であったが、代金を支払ったのが2月の末、車検のときにヘッドライトに不具合があり、交換のパーツが日本だと手に入らないため海外から取り寄せている、しばし待たれよ、という連絡が車屋からあったのが3月の19日。そしてそれ以降今日現在に至るまで何の連絡もないのであった。というかパーツを海外に発注したのが3月10日らしいので、もうすぐ1か月がたっちゃうよ。

こうも車が来ないと自分が買ったのは本当に車だったのだろうか?と疑念が湧いてくる。

せっかく契約した駐車場も、車が来ないので車の停められていない無の空間に対して1か月分の駐車場代を支払うことになってしまった。

車に乗って色んなところに出かけたりして楽しい気持ちになるはずだったのだが、それが叶っていないため悲しい。

何よりも、あろうことか、自分が購入したのと同じ車種で、自分が購入したよりも状態のいいものが自分が購入した金額プラス10万円で売りに出ているのを発見してしまったのである。

これには大変に動揺した。

10万円というのは大金だが、しかし車の値段で考えると10万円というのは誤差の範囲、みたいに思ってしまうのが恐ろしい。
自分が購入した車はあくまで自分の予算内に収まったので購入したのであり、それよりも10万円高いということは自分の予算を超えていたということであり、それは買えなかったということである。それに色は自分が買った車の方が自分の好みに合っている……と思う。

だけど自分が購入した車は塗装も剥げているところがあるし傷もついているし、内装もぼろくなってしまっているし、おせじにもきれいだねとは言えない状態のもので、その最近見つけたプラス10万のやつは自分が購入したものよりもはるかにきれいだ。

だめな子ほどかわいいメソッドでいえばぼろい車でも自分の車の方がいいと胸を張って言えるのかもしれないが、現状手元に車がないもんだから、車屋が販売サイトにアップしていた写真を眺めたり、自分が車屋に車を見にいったときに撮った写真を見返したりして、自分はこの車を買ってよかったのだ、と自分に言い聞かせている。

手元に車が来てさえいれば、実際に乗ってさえいれば愛着も湧き、ほんまに最高、この車を買ってよかった、そう心から思えると思うのであるが、こうも車が来ないとそれができないので心に棘が刺さっているような気持ちになってしまっている。

車買ったらもう車の販売サイトとか見ないほうがいいですね。
自分が車を買うのは人生でこれが最初で最後だと思っているので、買った車を大事に長く乗り続けて、じじいになったら腹部を鉄骨が貫通している状態で全裸でパルクールしながら笑って免許を返納したい。

車を買ったが車が来ない、ということを床屋のお兄さんに言ったら、あー、古い外車だとよくあることですよ、と言われ、そういうものなのか、と思う。

今はただ待つことしかできない。
紅茶を淹れてリリアンでも編みながら気長に待つしかない。

2025年4月3日木曜日

2025年4月3日(木) 春村謙吾のしびれ

最近左足がずっと痺れている。

先週の月曜日くらいから異変に気づいた。
あれ?なんか左足痺れてない?と思ったけど、ほっとけば治ると思って放っておいたのであるが、なんか知らんけどいつまでも治らない。

先週の金曜日、痺れがふくらはぎにまで広がりビリビリとした痛みを伴う痺れになってしまったので、これやばくない?と思って慌てて会社の近所の整形外科を受診。
腰のレントゲン写真を撮ったが、写真を見ながらお医者さんが言うには、う~ん背骨の部分のこれが原因かなあ、というのはあるといえばあるが、とりあえずビタミンB12の錠剤を処方するのでこれを2週間飲んでもらってまた来てください、症状が変わらなければ精密検査をしましょう、とのことだった。

その翌日土曜日の夜パートナーの家に泊まったのだが、痺れている左足の小指周辺に一定の間隔で激痛が走るので、あまりの痛さにこれやばくない?と思って眠るのもままならなくなり、早朝に起きてベッドから抜け出しリビングへ移動する。
携帯していたバファリンを飲んでみるが何も起こらない。

椅子に座ってうなだれている私のことをパートナーの飼っている猫が心配そうに見守っている。私の隣にやってきて身体を伸ばして立ち上がり、大丈夫?と言わんばかりに私の腿にそっと前足をかけてくれた。やさしいね。

パートナーがハーブティーを淹れてくれて、またロキソニンの配合されている湿布をくれたので、ハーブティーを飲み足に湿布を貼ると少し気分が落ち着いたので、再びベッドまで戻り数時間眠ることができた。本当にありがたいことです。

日曜日は兄と二人で幕張メッセで開催されたPUNK SPRINGというパンク系のバンドが出るフェスに行く。イギー・ポップ大先生のライブを拝むために。

足に爆弾を抱え、また激痛のあまり昨夜ろくに眠れていなかったのでコンディションは最悪。半日立ちっぱという過酷なフェスを耐え抜けるだろうか、と不安にかられるも、湿布が効いたのか、それとも足の疲れが痛みを上回ったからなのか、ほとんど痛みは気にならず、無事にフェスを完走することができた。イギー・ポップ大先生のライブはやばすぎた。

帰宅後も足の痛みは大丈夫そうだったので安堵す。

月曜の朝、小指から少し下がった甲のあたりが痛かったので、あれ?患部が移動してる?やばくない?と思ったけど、出勤して仕事をしているうちに痛くなくなり謎だった。

それから木曜の今日に至るまで、あの夜のような激痛は今のところない。
しかし依然として左足は痺れているので非常に気になるし、ビタミン剤を継続して飲んでいるが特に何も変わっていないので不安だ。
ピンポイントで左足だけの痺れなので脳梗塞とかではないと思うけど、血管のどこかがスポットで詰まってしまったりしているのかもしれない。

40代になると体のいたるところに異変が出てくるというが、先月40歳になってから早速体がおかしくなるなんて思ってもみなかった。

ということで整形外科で処方されたビタミン剤を飲み切る来週の金曜日にまた病院へ行くことになっているが、不安である。体に異変があると元気が出ないですね。

2025年4月2日水曜日

2025年3月27日(木) 酒量のはらわた

2025年3月27日(木)

最近平日夜に飲む酒の量が増えている。

昼間仕事で受けるストレスや、季節の変わり目に特に厳しい抑うつ感の増大からきているものと思われる。

金がないので最近は節約のために四文屋などへ行くのを我慢して、スーパーで酒を買い家で飲むようにしている。
ビールの350ml缶を2本ないし500ml缶1本と350ml缶1本、そして適当なスナック菓子を2つ買うのが多い。

昔はビアを買う代わりに安い発泡酒を買っていたが、ある頃からまずい発泡酒を飲むより本物のビアを飲むほうがよい、と思ってそのようにしていた。
しかし金がないので先日久しぶりにトップ・バリュのくそ安い粗悪発泡酒を購入して飲んだところ、ひどく悪酔いしてしまったのであった。

なぜ平日夜にしらふでいられないのか。

私が酒を欲するとき、それは仕事のストレス等で脳も身体もへとへとになってしゃっちょこばってしまっているのをアルコールによって弛緩させ強制的にリラックスさせるために酒を飲みたくなるのであるが、あと酒を飲んで酔っ払うと風呂に入れなくなるので風呂に入れない・入りたくないときの言い訳にするために酒を飲むというふしもある。

ということで平日夜に家で酒を飲むのだが、家で酒を飲むとBAD入るということを忘れていた。
やりたいこと・やらなくてはならないことがあるのに酒を飲んでいる場合なのか……と思って落ち込むし、酔っ払うと何もできなくなるし、最悪畳の上で気絶してしまって睡眠がくそになってしまったりするので、やっぱり家で酒を飲むのはやめたいと思う。

最近はZoogz Riftというアメリカの音楽家(故人)のつくった音楽を好んで聴いている。

悪意とユーモアをもって変な音楽を大量につくった謎の人物なのであるが、彼のWikipediaを見ると『アメリカの音楽家、画家、プロレスラー』とある。また、『フランク・ザッパとキャプテン・ビーフハートとサルバドール・ダリとアイン・ランドに影響を受けた』とも書いてある。ダリを影響源に挙げるのはかっこいいね。

彼のディスコグラフィーはなかなかの量があり、サブスクでも聴ける。サブスクに上がっているアルバムのコピーライトを見るとLaura Riftという名前になっているので、彼の妻(?)が彼の死後音源を管理しているのかもしれません。

曲はとにかく変でおかしいんだけど、変な曲の中にねじくれたポップセンスがふんだんに散りばめられており、キャッチ―で聴いていてとても楽しい。

Zoogz Riftのことは以前私の好きなアーティストのMAMMALことGary Beauvais氏がInstagramのストーリーズにてそのアルバムのジャケを載せていたことで知った。MAMMALについては過去このブログで書いている

Zoogz Riftのアルバムはどうも日本では手に入りづらいようだ。Discogsで買いたいなと思うが、いかんせん金がないので買うことができません。
だけど先日ヤフオクでたまたま彼のアルバム『WARZONE』のレコードがひっそりと売られているのを見かけて、誰とも競り合うことなくひっそりと落札した。意味が分からないジャケが最高だし中身の音楽も最高。

Zoogz Riftはアメリカの変なパンク/ハードコアのバンドをたくさんリリースしているあのSSTレーベルからも多く作品をリリースしている。
他のレーベルからリリースされていた初期作の数々もSSTからリイシューされているようだが、オリジナルとジャケが変わっていたりする。私はオリジナルのジャケの方が好きだ。だけど1stアルバムの『Idiots on the Miniature Golf Course』(いいタイトルですね)はオリジナルのジャケより再発盤のジャケの方が好きだな。

それでは。

2025年3月18日火曜日

2025年3月16日(日) 年を取るということ

2025年3月16日(日)

この週末にパートナーから40歳の誕生日を盛大にお祝いしてもらった。

こんなに幸せなことがあっていいのか、と思うような日々を過ごしている。
夢じゃないかしら、と思って何度も自分の頬をつねるのび太のような気持ちだ。

3月10日で40歳になった。

Stoogesの曲で『1969』という曲があって、その曲の中でイギー・ポップはこう歌っている。


"去年おれは21歳だった
面白いことはそんなになかった
今おれは22歳になる
なんてこった、最悪だよ"

The Stooges 『1969』より (訳: MCビル風)


自分がまだ20歳そこそこだったころ、日々もやもやした気分で過ごしており、この曲に大変感銘を受けていたが、もう40歳にもなるとそんなにやさぐれた気分になることもなく、ただ時間は流れている、という事実を、ある種の驚きと少しの諦めと、そしてなんだか不思議な気持ちをもって受け入れるのみである。

孔子は『四十にして惑わず』と語ったというが、私は自分が果たして年相応に成熟してきているのかどうか、それを知るすべを持たない。

40年というそれなりに長い時間を生きてきて、昔の失敗やつらかったことの数々が急に頭をよぎって絶叫してしまうことが大分増えたが、それとともに別の変化が自分の中で起きていることに最近気づいた。

それはどんなことかというと、過去に自分が経験した些細な出来事、それも本当に取るに足らない、日常のめちゃくちゃどうでもいいような一場面の中で起きたちょっと面白いことが急に思い出されて、ふふふと笑ってしまうことが明らかに増えたのである。

例えばどんなことを思い出して急に笑ってしまうのかいくつか挙げてみたいと思うが、本当にどうでもよすぎて面白さは全く伝わらないと思う。


・昔ドドドくそくそ激くそブラック企業(違法企業)で働いていたとき、とある山中で開催されたレイヴパーティーの現場に駆り出されたことがあったのだが、そのパーティーが朝を迎え、日も大分高くなってきて、そろそろ宴もたけなわ、となりDJが音を止めた。
パーティーが終わった、ということで遊びに来ていた輩っぽいいかつい男性とその彼女がじゃあ帰るわ!といって仲間に告げて去っていったのだが、突如DJがまた曲をかけて再び爆音が鳴り響いたのだが、そしたらその去っていったカップルが踊りながら戻ってきて、それを見た会社の先輩がめちゃくちゃうけて、今の見た!?と言いながら彼らの真似をするので私もそれを見て笑ってしまった。

・昔ドドドくそくそ激くそブラック企業(違法企業)で働いていたとき、社用車のハイエースを駆って24/7/365馬車馬のように働いていたのだが、ハイエースを運転しまくっていて車と自分が一心同体となっていたので、ある日ハイエースで現場に到着した私は会社の先輩が立っている目の前で難しい縦列駐車を一発でバシィッ!と決めたので、その車との一心同体っぷりに先輩が笑っていたので私も笑った。

などなど。


……どうですか?めちゃくちゃどうでもいいでしょう。

めちゃくちゃどうってことないし、色々なことが起こりまくる人生の中で、これらのことはあまりにもどうでもよすぎる出来事で、宝物とか宝石とか呼ぶにはパンチが足りないことばかりなのであるが、それでも自分の中では忘れがたい大切な思い出として、私の頭の中の引き出しにしまわれている。
その引き出しは自分でもよく分からないタイミングで急に開いて、突然中身が飛び出してきては私を微笑ませるのである。

こんなどうでもいいような、だけど思い出すとちょっと笑ってしまうような些細な記憶の数々が、総集編で死の間際に走馬灯として現れるのであればめっちゃ楽しいなと思う。ドクターペッパーとマイクポップコーンを手元に用意して、ふふふと笑いながら眺めようじゃないか。

こんな記憶が年を取るにつれてどんどん増えていくのなら、年を取ることって全然悪くないなあ、とそう思う今日このごろです。


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MCビル風の名前を冠したブログなのにここで自分の活動をちゃんと告知したりとかもこれまでろくにしていなかったけど、先日onettさんの新譜『LAST ROMANTIC!』発売に際してコメントを寄せましたのでお知らせします。こちらのPASSiON RECORDSさんのサイトで見られます。

onettさんの新譜、めちゃくちゃ素晴らしいのでぜひ聴いてみてください。CDでのリリースで、bandcampや各種サブスクでは全15曲の中から10曲を抜粋した特別編集盤としてリリースされています。ポップミュージックに宿る魔法を愛する方におすすめの傑作です。

2025年3月14日金曜日

2025年3月14日(金) 近況

目まぐるしく日々が過ぎていくのでブログの更新が止まってしまっていた。

私が生きているか心配して連絡してきてくださった方もいて、申し訳なく思うとともにありがたい気持ちです。


私の近況としては、


・恋人ができました
幸せなことに、以前より少しこのブログで書いていた方とお付き合いすることになりました。
突如足元に現れたボール(※こちらの日記参照)を大切に大切に扱いながら、生きている喜びを噛み締めつつ、確かな足取りでこのフィールドを駆け回っています。

・40歳になりました
2025年3月10日で40歳になりました。立派な限界中年CDレコード機材部屋おじさんです。

・車を買いました
長年あこがれていたフィアットの古いパンダ141セレクタです。まじで金がなくなりました。
印鑑登録をして駐車場(都内は高い!)の契約をして車庫証明を取って、と諸々の煩雑な手続きを終えて、納車はもうすぐ。
パンダはやばいくらい故障するらしいですが、壊れながら君を追いかけてく(マサムネ・クサノ)、ということで、何度でも直しながら、事故を起こして人を傷つけたり死なせてしまったりしないよう最大限気を付けながら、大切に乗っていきたいと思います。

・音楽つくってません
全然音楽をつくってません。


以上です。

季節の変わり目は心身ともに負担が大きいので、どうか皆さまお気をつけてお過ごしください。
本当にありがとうございました。

2025年2月19日水曜日

2025年2月15日(土)

2025年2月15日(土)

8時ごろ起床。起床即そわそわして落ち着かない。

たばこを吸うためベランダに出ると暖かい。なんでもこの週末は3月上旬の陽気になるとのこと。

洗濯機を回して水がドバドバ注入されているときに洗剤が切れていることに気づく。近所のドラッグストアが開くまで時間があるのでどうしよう。

スマホでこのブログのインサイトなどたまに見るのだが、昔の記事を読んでくださっている方がいるようで、2013年ベストの記事が読まれていたことに気づき、どんなこと書いてたっけな?と思い、自分で久々に読んでみる。

2013ベストの記事はこちら→https://mcbirukaze.blogspot.com/2014/02/2013.html

ということで読み返してみたら、当時大好きで繰り返し聴いていた音楽たちのことを思い出し、なんだか胸がいっぱいに。
上記記事で4位に挙げていたTegan and Saraのアルバム『Heartthrob』の1曲目、『Closer』のビデオをYouTubeで見たら完全に胸が張り裂けて泣きそうになってしまった。

愛する人に、もう少しそばに来て、と呼びかける曲。ゲイやレズビアンのカップルもちゃんとフィーチャーしているビデオが素晴らしい。めくるめく繰り広げられる抱擁とキスの嵐に大号泣。

ということで早速Apple musicで同アルバムをDLし、それを聴きながら洗剤を買いにドラッグストアへ。もちろん『Closer』を無限リピートで。
ぽかぽか陽気と相まって、この曲の持つ切実さと高揚感がビシバシとハートを直撃しまくり。

洗剤を買って帰宅し、洗濯の続き。
洗濯が終わるまでの間を利用して、ディスクユニオンにレコードを売りに行く。

こないだレコードの整理というか何か売れそうなレコードがないか棚を探していたとき、細野晴臣の『トロピカルダンディー』と『泰安洋行』が家に2枚ずつあることが発覚した(バカ)ので、1枚あれば十分でしょう、ということで状態のいい方を残して売ることにする。
他にも全然聴いてなくてこれは売りましょう、というレコードを12~13枚くらい持っていく。

ということで無限Closer聴き機になりながら、春のような陽気の中を歩いていく。暖かいって素晴らしい。暑くて上着も脱いでパーカー姿になりました。

ユニオンにレコードを預け、査定にかかる時間が思ったより短いので、一度帰宅するのはやめてどっかで時間をつぶして待つことにする。

まずはお昼を食べましょう、ということではなまるうどんにIN。最近毎週末来てますね。
ぶっかけ温玉うどん小、野菜かき揚げ、ちくわの磯部揚げという黄金の三角形をオーダー。おいしく食べる。

さて、お昼を食べ終わってもまだ時間があるのでどうしよう。

用事をいくつかこなしてもまだ時間があるのでユニオン近辺をうろうろするが、催事場みたいなところで激安スケートボード!というブランクデッキのコンプリートが1台2,500円で売っていたので驚いた。くそ重かったのでこれで何かトリックをするのはきっと大変だろう。

ようやく査定終了の時間となり、ユニオンへ行き査定結果を聞く。〇〇円也。残念ながら100万円にはならなかった。お金を受け取り家に帰る。

洗濯物を干し、車屋さんに電話(!)して、車を見に行く(!)ことを伝える。
そう、今日は車屋さんに車を見に行くことにしたのです。自分の意志で車屋に行くなんて生まれて初めてだよ!

電車の中では引き続き永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』を読む。読んでいると無性に泣けてきて、電車の中で涙ぐんでいる不審な中年男性と化してしまう。

電車を乗り継ぎ千葉の知らぬ街へ。知らない街に降り立つのは楽しい。
お店を目指して国道沿いを歩いていくと、車屋さんが多いですね。やはり千葉はcar societyなのでしょうか。
小さいころ父親に車屋さんやオートバックスなどのカー用品店に連れていかれたのを思い出す。あれはくそつまらなくて嫌だったな(おもちゃが売ってないので)。

ドキドキしながら店に着くと、店先に気になっている車がちょこんと並んでいて、それを見た私は自分の胸がトュクン……!と高鳴るのを感じた。

チャイチーな事務所の扉を開くと、出迎えた店のおじさんが「加藤さんですか?」と聞いてきたので面食らう。さっき電話した春村です、と伝えると、現在私が気になっている車は加藤さんからも問い合わせがきていて、加藤さんも今日車を見に来ることになっているということだった。

なんてこった。ライバル出現である。

車を見せてもらうのだが、見た目も最高だが運転席に座らせてもらうとめちゃくちゃいい。
店のおじさんに対してめちゃくちゃいいですね、を連発してしまう。
古い車なのでデザインの全てがよく、ハンドル周りのコントロール系統のデザインがめちゃかわいくて、まじでときめいた。

おじさんがライトの点け方が分からずどれだっけな?と言いながら色々なレバーやボタンを操作するのでうけてしまった。自分のところで売ってる車のことはちゃんと分かっていてほしい。スイッチが見つかり無事にライトは点きました。

ひととおり車を見せてもらい、おじさんから色々話を聞いて、ありがとうございました、とお礼を言って家路に就く。

ウオー。どうしたらいい。加藤さんがこの車を買わないことを祈る。

車のことを考えると脳みそが疲れるので考えるのをやめる。

自分にはもっと大事なことがある。

夕飯に福しんで野菜タンメン600JPY。

風呂に入り、0時前に就寝。


■今日聴いた音楽
KMD / The best of KMD
MF DOOM / Operation: Doomsday
MF DOOM / MM... FOOD
MF DOOM / Born Like This
Bogdan Raczynski / You're Only Young Once But You Can Be Stupid Forever

2025年2月15日土曜日

2025年2月14日(金) 時間

2025年2月14日(金)

社長が全然出勤してこねえな……と思ったら今日は午前中彼が病院に行く日だった。

社長もそれなりに高齢なので体に色々メンテが必要らしく、しょっちゅう病院に行っている。本人もかなりそれにうんざりしているようだ。
私もだんだん年を取るにつれそのようになるのだろう。

時間は一様に過ぎていく。

どんな人にもそれは平等である。
時間は絶えず未来へと向かって流れている。

わけが分からぬままにゴウゴウと流れるその濁流の中で、もがき、苦しみ、水面からやっとの思いで顔を出して、なんとか息をしながら生きている。
嬉しいことや楽しいことは、その濁流の中にある中洲のようなもの……なのかもしれない。
ゴウゴウと流される中、時たま中洲に流れ着くことがあり、濁流から身を引き上げて、人心地つける。自分にそんな瞬間があるということを、幸せに思う。

地獄にいた友達がいた。
彼女は苦しんで苦しんで、息をしているのがやっと、という感じだった。
そんな彼女に対してどんな言葉をかけてあげたらいいのか分からず、ただただ私は時間だけは前に向かって進んでいる、とバカのひとつ覚えのように言うことしかできなかった。

時間は何かを解決してくれるのか?答えはノーだと思う。

ただ、景色は変わる。引っ越したりとか、物理的な移動とかがなくても。
物の見方が変わる、と言うべきだろうか。
ずっと同じままのものなど何もない。

そんなことを言われても、今地獄にいる人にはなんの救いにもならないだろう。
ただ、時間だけは流れています。だからなんだというのか。それはただの事実でしかない。
だけど、私にはそう伝え続けることしかできなかった。まるでそれが魔法の呪文でもあるかのように。

ガザの人々のことを思う。
あまりにも理不尽で、残虐で、あらゆる道理を超えたところで来る日も来る日も地獄に曝され続けている。
何も言葉が出ない。こんなこと絶対に人間が経験すべきことではない。

時間が流れている。

私の見ている景色が変わっているのを感じる。何もかもが不思議だと思う。

中島らもが『愛をひっかけるための釘』という本で、私たちが見ているものは常に過去である、と書いていた。
夜空に輝く星の光が過去の光であるように、今目の前にある景色もそうであると。
瞳が捉えたものの情報が光とともに網膜に伝わってくるまで、光の速さといえど299 792 458 m/s分のタイムラグがある。この数値はググりました。

中島らもは、人間にある両腕は、遠くにいる人に対してさよならと手を振るためではなく、目の前にいる愛する人を抱き締めて、毎秒ごとに常に過去になる今この瞬間を、その人と共に同じ瞬間として生きるためにある、と書いていた。本当はもっと人の胸を打つような表現で書いてあります。私の書き方がへたですみません。

何の話だっけ。

昼過ぎごろに社長から電話があり、病院が思ったより時間がかかって今終わった、と言って、今日の出荷は春村が行ってくれ、と言われ、ウワー倉庫行きたくない、と思うが、行ってくれと言われたら行くしかないのでそのようにする。

倉庫で出荷作業をこなし、15時過ぎに事務所に戻る。
そこからは黙々と仕事。やっぱりひとりでやってるより社長がいるほうが仕事をせざるをえないので仕事をちゃんとやりますね。

定時を10分過ぎて退勤。この10分というのは、社長が無駄話をしながらだらだら帰り支度を終えるのをただ待っているだけの無の時間。

時間は流れている。

スケートでひと駅プッシュしながら帰って、金曜だし疲れたし、ちょっとだけ飲むか……と思い、四文屋へ。
サッポロの中瓶(赤星)とウーロンハイ、串4本、煮込みを食べ、2,000円を少しオーバーしてしまった。でもおいしかった。

締めに驚くほどおいしくないフッドの家系ラーメン屋でラーメン。

夜布団にもぐってスマホでしょうもないことを検索しまくって寝るのが遅くなってしまう。

1時ちょい前くらいに就寝。


■今日聴いた音楽
KMD / Mr. Hood
KMD / Black Bastards
Bogdan Raczynski / You're Only Young Once But You Can Be Stupid Forever

2025年2月14日金曜日

2025年2月13日(木)

8時半ごろ起床。

朝から激風が強い。これは春一番ということでいいのでしょうか。

電車に乗っていたら会社の最寄り駅のひとつ手前の駅で強風のために電車が止まってしまった。
このままでは遅刻である。

まあ電車が止まるのは不可抗力なので遅刻扱いにはならないのだが、この電車が止まってしまった駅は私がいつも仕事の帰りにひと駅スケートでプッシュしながら通っている駅なので、こっから会社までスケートで行きゃあ~いいか、と思い、電車を降りる。

しかし、普段の帰り道では下り坂が多いので滑るのが楽なのであるが、逆方向だと当然それが上り坂になるので大変だということに気づく。しかも真正面から吹いてくる風がくそ強いので全然進まない!

ふうふう言いながらプッシュしてたら道を横切るように風で倒れた何かから伸びた紐みたいなのが浮いていて目の前に立ちはだかっており、そんなものはオーリーで飛び越えればいいのだが残念ながら私にそのようなスキルはなく、紐の目の前で止まればよかったんだけど判断を誤って突っ込みそうになってしまい、結果私は固くて冷たいアスファルトの上に右ひざから着地しながらこけてしまった。

いてえ~、と思わず声が漏れてしまう私の横をサラリーマンの男性がすたすた歩いていき気まずい。
ひざの皿は割れていないようなので気を取り直してプッシュ。ようやく坂を上り終えて下りになったので、気持ちよくダウンヒル……のはずが、ほんとに風が強くてのろのろのスピードである。
会社の最寄り駅にたどり着いた瞬間に前の駅で降りた私の乗っていた電車がホームに入ってきたので笑った。電車降りないでそのまま乗ってても同じだったやんけ!

まあ朝からいい運動になったのでよしとしよう、ということで定時を10分過ぎての出勤。

社長は午後から外出。

またも事務所にひとりになった私は車のことで色々頭を悩ませてしまう。
調べると近所の駐車場代の相場がけっこう高いので、もし車を買ったら引っ越すときは今よりも家賃の安いところにしないと詰みそう、ということに思い至る。

ということでネットで賃貸情報を調べまくるが、当たり前だが今の家より家賃を安くすると家が狭くなる。トイレも風呂と一緒になりそう。今家に大量にあるCDレコード機材が全部収まるのか?という不安もある。

今住んでいる家が築深過ぎにつき来年の3月に取り壊すことになって、それまでに引っ越さなくてはいけないのである。

考えてたらわけが分からなくなってしまったので考えるのをやめた。

仕事を片付けて定時に退勤。

スケートで今朝来た道をまたプッシュして帰る。

夕飯は福しんで炒飯大盛りと餃子。私は福しんのぎょうざ定期券という月500円で1日3来店まで餃子1人前が無料で食べられるという狂ったサブスクリプションサービスを利用しているため、炒飯代だけで済むのでありがたいことです。

帰宅後さらに それを 売るなんて とんでもない! という機材を新たにヤフオクに出品。もうどんどん売ってしまおう……。

最近機材を触っていないのでこれはよくないと思い、久々にピアノの練習をする。
今日はFのコードを覚えた!これでC、G、Fのスリーコードを覚えたのでピアノでラモーンズが弾けます(?)。本当にありがとうございました。

0時前に布団にもぐるがなかなか寝付けず。
私の2024年ベスト、Bogdan Raczynskiのアルバム『You're Only Young Once But You Can Be Stupid Forever』(タイトルほんと最高)をかけていたのだが眠りにつく前にアルバムが終わってしまった。
しかししばらくしたらいつの間にか寝ていたようでした。


■今日聴いた音楽
Frank Oceanの『blond』以降にリリースしたシングルを集めた自作プレイリスト
Charizma & Peanut Butter Wolf / Big Shots
Black Moon / Diggin' In Dah Vaults
Bogdan Raczynski / You're Only Young Once But You Can Be Stupid Forever

2025年2月13日木曜日

2025年2月12日(木)

昨夜遅くに寝たのに7時ごろ目が覚める。

それを 売るなんて とんでもない!という機材を昨夜ヤフオクに出品したことについて、もしかしたらとんでもないことをしてしまったのでは……と目が覚めて早々心配になって、ヤフオクを開いてみたがまだ入札はされていなかった。
まだ入札されていないならオークションを取り消して売るのをやめてしまおうか……とも思ったけど、たばこを吸いながらぼんやり考えて、やはり売ることにする。

もう少し寝ようと思って布団にもぐるが寝つけないので諦めて8時過ぎに起床。

今日は社長が終日外出ということで、事務所にひとりなのであるが、仕事も暇だし車のことを考えてしまって激何も手につかん状態。

こんなのバカげてる……気がする。

正気に戻りたいと思う。なんか他にもっと色々やらなきゃいけないことがある気がする。

定時がきて退勤。

東秀にINしてW餃子定食ライス少なめ892JPY。高いね。

久々にスケートでひと駅プッシュしながら帰る。
今日は満月ということで、空にはまん丸のお月さまが静かに光っていた。

今日こそは風呂に入らなくては……と思う。風呂に入る日は他に何かするのを全て諦めて風呂だけに集中することにしている。風呂に入ると決めている日はそれだけできれば全クリということ。

帰宅したらメルカリで機材が売れていたので即梱包。またbandcampでもユンキーのカセットの注文があったのでこちらも梱包。できた荷物を抱えて発送しに出かける。

近所の郵便局が移転してしまったので、近場にあったポストまで消えてなくなってしまい半泣きに。ポストって他にどこにあったっけ?
とりあえずコンビニでメルカリの荷物を発送し、次はカセットを発送するポストを探さなくてはいけないのだが、線路の向こう側、フッドのネパールレストランへ行く道すがらにあったことを思い出し、事なきを得る。

1日中考え事をして脳みそがくたくたになってしまったので、酒が飲みたくなる。
四文屋でビール1本だけ飲むか……とも思うが、金を節約しなくてはならないし、酔っ払うと風呂に入れなくなってしまうので我慢。

真っすぐ家に帰るが酒が飲みたい。ゴロゴロしながらどうしたらいいのか考えるが、そうだ缶ビールを買ってきて風呂から上がってから飲めばいいね、ということを思いつき、近所のスーパーへ行ってビール2本とスナック菓子を買ってくる。

絶叫しながらがんばって風呂。

上がってさっぱりしたところでビールを飲む。おいしいね。

風呂にも入れたことだし今日は全クリした。

夜中にお菓子食べるのよくないよな、と思ってお菓子買ってきたけど手をつけずにビールだけ飲んでいたが、あると食べたくなってしまうのが人情ということで、開けて猛烈な勢いで食べ尽くしてしまった。悔いはない。

0時ごろ就寝。


■今日聴いた音楽
キミドリ / ST
Jónsi / First Light
Charizma & Peanut Butter Wolf / Big Shots
Fruity / "Songs" complete discography 

2025年2月12日水曜日

2025年2月10日(月)~2月11日(火) Self Control

2025年2月10日(月)

心が大きく揺れ動いているときにはフランク・オーシャンを聴く必要がある。

ということでblondを聴きながら出勤。

苦しい。体が重く、頭が働かないががんばって働く。

心が大きく揺れ動いているときには酒を飲んで気を落ち着かせる必要がある。

ということで仕事帰りに東秀にINし、にら玉、チューハイ x 6、たこのから揚げ、ラーメン。
私は酔っ払いました。

心が大きく揺れ動いている上に酔っ払ってしまったときにはさっさと寝る必要がある。

ということで21時に布団を敷き就寝。


■今日聴いた音楽
Frank Ocean / blond




2025年2月11日(火)

昨夜くそ早く寝たので8時過ぎくらいに起床。

今日は祝日である。

何も手につかない状態ではあるが音楽など聴きながら何も手につかねえ、と思う。

先日洋館を訪れ、自分の家や車を買うことを夢見ることはできる、という小規模なコペルニクス的転回を体験してから、もしかしたら、そう!もしかしたら……車を買ってもいいのでは……?という思いが頭をもたげてきた。

なぜそんな身の丈に合わぬ妄想に取りつかれてしまったのかというと、ずっと昔から憧れていた私のドリームカーが、がんばれば買えないこともなくもないような値段で売りに出されているのを見てしまったからなんです。

車。とても大きな鉄の塊。でかくて重い。一歩間違うと人を死なせてしまったり、自分も死んでしまったりする非常に恐ろしい乗り物である。
維持をするだけでもたくさん金がかかるらしい。月々の駐車場代、ガソリン代、保険代、車検というのも定期的に受ける必要がある。
東京に住んでいて車を持つ意味とは。車なんかなくったって、徒歩と電車でどこだって行ける。バスもたくさん走っている。今現在私は交通の便という意味では何不自由なく暮らしている。

しかし。

車があると、いつでも好きなときにどこへだって行けるらしい。まじで!?すごくない!?
運転するのは疲れるが、巨大な鉄の塊を自らの分身のように操るのはなんだかすごく楽しい、という一面もある。ましてそれが自分のめちゃくちゃ好きな、自分の気に入った車だったらどうする?

どう思う。

インターネットで『車 買う 人生変わった』などのキーワードで検索する。車を買って人生が変わった人の話が知りたい。
するとけっこう車を買って人生が変わった人の話が出てくるので、それらをなんとなく読んでみると、思い切って自分の好きな車を購入し、所有するという体験はとてもかけがえのないものらしい、ということが分かった。

私は大丈夫でしょうか。

車を持つことで発生するランニングコストの高さにひるんでしまう。自分の安い給料が悲しい。

車のことで頭をいっぱいにしながら散歩がてら外に出て、はなまるうどんで昼食。

それを 売るなんて とんでもない!という機材をヤフオクで売ろうかどうしようかめちゃくちゃに迷う。
憧れて購入した機材ではあったが、正直全然使っていないし、全然使ってないなら気持ちよく売ってしまって車買った方が人生変わるんじゃないか、とか思ってしまう。別に人生を変えたいとは思っていないが。

車で音楽はつくれないが、機材に乗って旅に出ることはできない。

自分がとんでもなくばかげたことをしようとしているのではないか、という気持ちに苛まれるが、しかし自分が今までばかげてないことをしたためしがあっただろうか?

車のことと機材を売ることで頭をいっぱいにしながら音楽など聴いているが、右耳から左耳へすり抜けていってしまう。自分はこうなっているときが一番危ない。

何も分からぬまま時間だけがたっていく。いつの間にか日が暮れてしまった。

散歩がてら外へ出て、松のやで夕食。

ぼーっとしながら帰宅し、少し休んだのち、売るか激迷っている機材をミキサーに繋ぎ、鳴らしてみる。
腰を抜かすほどいい音がする。ウオー。どうしたらいいんだ。

以前西之カオティックオリタさんから言われた言葉が頭によぎる。

「手放して後悔するくらいがちょうどいいんじゃないですかね」

そう、手放して後悔するくらいがちょうどいい。

機材の動作チェックを簡単に済ませ、写真を撮って説明文を書き、ヤフオクに出品する。

車を買うかどうかはまだ全然分からないが、とりあえず機材は売ることに決めた。

少しずつ身軽になりたい。それがいいのか悪いのかは分からないが。ちなみに音楽制作においてDAWに移行するつもりはない。

少しずつ身軽になっていった先に、今まで見たことのない景色が広がっているんじゃなかろうか。なんだかそんな気がしないでもないような夜でした。

なんだか落ち着かず、たばこをバカスカ吸ってしまう。

1時過ぎに就寝。


■今日聴いた音楽
Black Moon / Diggin' In Dah Vaults
Frank Ocean / blond
クボタタケシワークスを集めたプレイリスト
The Beatles / Revolver
ECD / Crystal Voyager

2025年2月11日火曜日

2025年2月8日(土)~2月9日(日) 応接間、愛

2025年2月8日(土)

さすがに疲れているのか10時半ごろに起床。

家にあるレコードを見繕い、ディスクユニオンに50枚くらい売りにいく。
レコード、くそ重い。

両手にレコードがパンパンに入った紙袋を抱えてえっちらおっちら歩く。

ユニオンにレコードを委ね、はなまるうどんで昼食。なんか食べたくなったので。
野菜かき揚げとちくわの磯辺揚げ、温玉ぶっかけうどんの小で760JPY。
ねぎとおろし生姜、すりごまの薬味をドガチャガ入れて、温玉を乗せぐるぐるかき混ぜて食べる。
う、うまい……虹が見える。

査定が終わるのが19時とのことなのでいったん家に帰る。
洗濯機を回しつつ絶叫しながらトイレ掃除。泣きながらトイレをぴかぴかにする。

洗濯物を干し終え、音楽を聴きながら読書。人に貸していただいた永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』。とても面白い。声に出して笑ってしまう箇所も多く、やはり永井さんならではの瑞々しい感性に満ちた素敵な本。

夜になり、再度ディスクユニオンへ。
査定結果を聞く瞬間はいつもどきどきする。100万円とかで売れたらどうしよう、とかはさすがに思わないが、最低限このくらいの値段で売れてほしい、というのが自分の中であるので、いつも祈るような気持ちでカウンターの前に立ち尽くすのである。

店員さんがタブレットの端末を操作し、今回の査定額が画面に表示される。
○○円也。残念ながら100万円にはならなかったが、まあこれくらいか……という目標額は達成したのでよしとする。
それにしても値段のつかないレコードが30枚近くあったのが泣ける。まあ、値段はつかないでしょうな……と思って持っていったので驚きはしないが。

お腹が減ったので夕飯を、ということで松のやへ。
松のやはロースかつ定食が630JPYという衝撃価格なのだが、なんかかつが小ぶりだった記憶があるため、ダブルロースかつ定食というロースかつが2枚のローIQ・ハイカロリーのバカの定食をオーダー。
出てきたらしっかり大きいかつが2枚だったので驚いた。かつ1枚の普通のロースかつ定食で十分だったね。

お腹がはち切れそうになりながら無言の帰宅。

消化を促すためにコーヒーを淹れ飲み、音楽を聴いたり本を読んだり。
お腹が落ち着いてきたところでがんばって風呂に入る。

0時前に就寝……のつもりが夜にコーヒー飲んだもんだからなかなか寝付けず。
初期マーリー・マールのプロデュース曲を集めたTuff Cityから出てるコンピをかけていたのだが、あろうことかCDが終わってしまった。
しかしそのうち寝てたっぽい。


■今日聴いた音楽
V.A. / The Philosophy Of Sound And Machine
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
Lol Coxhill / '85
D'Arcangelo / Shipwreck
SHAGGY / BOOMBASTIC
Rex Orange County / The Alexander Technique
MARLEY MARL / THE QUEENSBRIDGE SESSIONS



2025年2月9日(日)

8時起床。
今日はたくさんの洋館を訪れる日である。

電車にゆられながら道中サリンジャーの『フラニーとゾーイー』を読む。
瑞々しさの大洪水という感じで読んでいて大いにやられる。グラース家に物が大量にあるのを説明するその描写の細かさ生々しさに、自分の家が思い出されてつらい気持ちに。

洋館に、なんか用かん?

ということで、昭和初期に建てられた日本に移り住んできた外国人たちがかつて住んでいた洋館の数々を訪れるのだが、どれも素敵な建物でとてもよかった。
どの家もシンプルな家具の置かれたすっきりとした部屋で、見ていて物が全然ない暮らしっていいね!と思ったが、人が住んでいるわけではないので当然である。

ミニマリストの対極をいくマキシマリストの私であるが、この日の洋館探訪は大いに感じ入るものがあった。
どの家も、日向ぼっこを楽しむサンルームが設置されているのがとてもよくて、小さなテーブルと椅子が2脚、そして太陽の光をたくさん採り入れる大きな窓というその空間に大きな魅力を感じた。

自分の人生は一生大して広くもない家に高い家賃を払って大量のCDレコード機材に埋もれて生きていくものなのだと思っていたのだが、自分の家を持つということだって、やりようによってはできるのでは?という考えが突然芽生えたので大変に驚いた。

自分の家を持つ。なんてこった、そんなこと考えてもみなかった。

一億総マイホーム時代というのはかつてあったおとぎ話の世界のファイナルファンタジーでしかなくて、もう今の世の中自分の家を持てる人なんてほんの一握りしかいないと思うのだが、そんなことを考えてみることすら放棄させられてしまうような今のこの世の中を、改めて悲しいと思った。

当たり前だが都心に家を建てるなんてことはどう転んでもできないので、もし私が自分の家を持つという狂ったドリームを叶えるならば、長野か山梨のどこかの山奥にある古民家を安く買ってリフォームするしかないであろう。

サンルームは絶対つくろう。暖炉もいいですね。それと音楽制作部屋。それなりに広い部屋ならば、そこにステレオ・システムも設置して、リスニングルームも兼ねることができるだろう。壁一面をレコード棚にして。
そして、真赤なバラと白いパンジー。子犬の横にはあなた。あなたがいてほしい。

こんなうんこを煮詰めたみたいな終わっている世の中で、そんなことを夢見るくらいいいじゃないか。自分の家を持ち、車もあって。そんなことほんとに考えてみたこともなかった。

問題は金がないことだけである。

ことだけ、っていうか、金がないと実現できないので、残念ながら永遠に叶えることはできなさそう。給料安いし。

ウワー、始まる前から終わっている、逆キッズ・リターンのパターンでありました。
本当にありがとうございました。


■今日聴いた音楽
Charizma & Peanut Butter Wolf / Big Shots
Apple musicの自作プレイリスト
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
Aphex Twin / Selected Ambient Works 85-92

2025年2月10日月曜日

2025年2月6日(木)~2月7日(金) number #48

2025年2月6日(木)

朝から社長と二人で倉庫で出荷作業。
月に一度の大きめの出荷がある日で、極寒の倉庫の中黙々と商品をピックアップし梱包するという作業を延々と続ける。月の売上げの2/3を占める大事な仕事である。
集中して作業を続け、15時過ぎに全ての出荷の梱包が完了。
倉庫で後片付けをする社長を残し、私は事務所へ戻る。

倉庫での大量出荷の仕事は身体にひびく。特に寒い冬は。
冷え切った身体を甘ったるいペットボトルのカフェラテでより一層冷やしながら、事務仕事をする。

時間がきて定時に退勤。

戦いの後は酒で身を清める必要がある、ということで、夕飯にINした東秀でチューハイとにら玉をオーダー。なんとなく飲み始める。チューハイを3杯飲んだらメロウになってしまった。
麻婆豆腐丼を食べて締め。

酔っぱらってしまったのでスケートで帰ることはやめて、ひと駅歩いて帰る。

帰宅後冷たい畳の上で転がっているが、少し酔いがさめてきたところで頑張って風呂に入る。

1時前に就寝。


■今日聴いた音楽
クボタタケシワークスを集めたプレイリスト
μ-Ziq / Tango N'Vectif
ほか



2025年2月7日(金)

昨日で月に一度の仕事の山場を越えたのであるが、なぜか still 忙しい。
一生懸命働く。

今日はカウンセリングの日なので、15時に仕事を抜けて病院に行かなくてはならない。
それまでに可能な限り仕事を進めて、なんとかやっておきたいところまで終え、時間がきて事務所を出、電車に乗り病院へ向かう。

月に一度くらいのペースで受けているカウンセリング、一応今まで長いこと扱っていた自分の中での課題というのはいい感じに改善しつつあるということで、一応それはクリアーということになり、今後は私が抱えている別の問題・課題について取り組んでいくことになった。こちらも少しずついい方向に向かっていきますように。

カウンセリングを終えて病院を出ると、外がまだ少し明るい。日が少しずつ伸びている。早く春がきてほしい。

カウンセリングを受けた後、そのまま仕事を早退ということにして家に帰っても別にいいんだけど、毎度私は律義に会社に戻っている。

定時の30分前に会社に舞い戻り、残していた今日中にやらなくてはならない仕事を集中してこなす。
なんとかやらなくてはいけない仕事を全て終え、定時を30分過ぎて退勤。

金曜日の夜である。

渋谷のオルガンバーで毎月第一金曜日に行われている『number』というパーティーがあり、マイケルJフォクスさんとクボタタケシさんという私が敬愛するDJ二人がレギュラーでプレイするという超豪華なイベントなのだけど、両者とも大好きなDJなので、去年はちょくちょく遊びに行っていた。
最近しばらく行ってなかったし、大きい音で音楽が聴きたいし、何か久しぶりにそういったところに遊びに行きたいな、と思っていたので、一週間働いた疲労を感じながらもがんばってSIN CITY渋谷へ行くことに決める。

numberは基本的にケルマイさんことマイケルJフォクスさんとクボタタケシさんの二人でそれぞれ交代で一時間のセットを二度繰り返すという19時スタートの23時半終了というシンプルなパーティーで、両者のプレイするとてもいい音楽をじっくり堪能できる素晴らしいイベントである。

だがしかし!毎回遊びに行くたびやばいくらいお客さんがいない。フロアーに私ひとりしかいない、という状況がざらというか毎回そうで、22時を過ぎてようやく3~4人お客さんがやってくるかこないか、という感じなので、勝手ながらこれでやっていけてるのだろうか?と非常に心配になるイベントである。
大好きな二人のDJのプレイをひとりじめ状態で堪能できるというなんとも贅沢な状況なのだが、パーティーというよりはいい音楽を大音量でじっくり聴けるひとりリスニング会状態になってしまっている。とてもいいイベントなのでみんな遊びにきて!いい音楽がたくさん聴けます。私にも会えるときは会えます。

19時半過ぎにSIN CITY渋谷に到着し、お腹がぺこぺこだったので夕飯をすませてからクラブへ行きましょう、ということで、渋谷のお気に入りのケバブ屋さんでケバブラップとポテトのセットを食べる。ここのポテトはもちもちしてとてもおいしく、ケバブラップもとても絶品なのであります。食べ終えたら信じられないくらいお腹がいっぱいになってしまった。

金曜の夜の渋谷の喧騒を抜け、オルガン坂にあるオルガンバーへ。

店に入ると思ったとおりお客さんはおらず。クボタタケシさんがフロアーでプレイしている。
バーカウンターにケルマイさんがいて、久しぶりに挨拶する。

私がケルマイさんと初めて出会ったのは10年近く前のことで、最高のロックバンド、SFのフロントマン、タカチホさんが渋谷の7thFloorで定期的に開催していたパーティー『HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO』でのこと。
同イベントにレギュラーでケルマイさんと私MCビル風が出演しており、私の音楽をケルマイさんが気に入ってくれて、またThey Might Be Giantsなどのねじれたインディーロックなどセットに織り交ぜるケルマイさんのDJに痺れた私はケルマイさんのことを慕うようになったのでありました。

『HELLO GOODBYE~』もいったん終了?となり、ケルマイさんと会う機会もずいぶん減ってしまったが、ツイッターではお互いが何をしているのかなんとなく知っており、ケルマイさんが私の大好きなクボタタケシさんと二人でレギュラーのパーティー『number』を始めたのを知ったときは大変に驚いた。
わーこれは遊びに行きたいなあとずっと思っており、去年初めて行ったときにめちゃくちゃに楽しかったので、そこで久しぶりにケルマイさんに再会して私はとても嬉しかったのです。

というわけで今日この夜久しぶりに遊びにきた『number』、ケルマイさんと久しぶりに会い、「わービル風生きてたんだねー」といつもの飄々とした、でもやさしさのあふれる口調で言ってもらい、またカルダモンサワーというカルダモン焼酎をソーダで割ったおいしいお酒をごちそうになり、お互いの近況など話して再会を喜び合いました。

フロアーから流れてくるクボタさんのプレイを聴きながらケルマイさんとおしゃべりし、そろそろ交代の時間となり二人でフロアーへ。
ケルマイさんのプレイはニューウェイブ~ダブ多めでルースターズからのバービーボーイズという流れに痺れた(順番逆だったかも)。

相米慎二監督の大傑作映画『台風クラブ』でとても印象的に使われていたバービーボーイズの名曲『暗闇でダンス』をオルガンバーの暗いフロアーでひとりゆれながら聴いていたら、同映画で台風の中下着姿で踊り跳ねる中学生たちの姿がフラッシュバックし、なんだか胸がいっぱいになってしまった。

『その後の台風クラブ』、これは大学の映画研究会の友達Dくんが考えた映画のタイトルで、あの映画の中学生たちはその後どんなふうに人生を歩んだんだろう、と想像をかきたてるものである。このタイトルの響きは今も頭の片隅に残っている。

ケルマイさんのプレイするダビーなニューウェイブの音楽などでかい音で聴いていて、ああ、音楽ってどんなのでもいいんだよな、ということを感覚として思い出し、なんだか嬉しくなった。
自分は洗練された音楽をつくることができないんだけど、決して洗練なんてされていなくたっていいんだ、というパンクやニューウェイブのバンドたちの持つDIYアティテュードなどを久しぶりに思い出したのでありました。
自由にのびのびと自分のいいと思うものをつくろう、という気持ちになりました。

ケルマイさんのDJをフロアーでひとりきり(!)で堪能し、続いてクボタさんのターン。
四つ打ちのハウシ―なセットでじっくりと上げてゆき、そこからダブ~レゲエに移行していく展開はスリリングであった。

フロアーでひとり音楽に合わせて身体をゆらしていたら、かなり楽しくなってきて、ああ、今日は遊びにきてよかったなあ、また遊びにきたいなあ、と思う。

クボタさんのプレイも堪能し、再びケルマイさんのターンとなった23時過ぎ、ケルマイさんに挨拶してオルガンバーを出、帰路につく。

0時近くになって帰宅。
ネットで購入したLol Coxhillのライブ盤が届いていたのでそれを聴きながら就寝。

numberのフライヤー



■今日聴いた音楽
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
Apple musicの自作プレイリスト
思い出野郎Aチーム / PARADE
Beastie Boys / Hello Nasty
Lol Coxhill / '85

2025年2月6日木曜日

2025年2月5日(木) リベロの武田

2025年2月5日(木)

人は正しい時に正しい場所で正しい人と出会うという。

もちろん正しいと思った人が間違った人だったということもあるだろう。とんでもなくひどい目にあってしまうときもあるだろう……それは間違った時に間違った場所で間違った人と出会ってしまうこともある、ということなのかもしれません。

それにしたって、人と出会うということは不思議だ。

人と出会うとその瞬間から何かしらの関係性が生まれる。
キックオフ。ボールが蹴り出され、その瞬間から何かが始まる。

果たしてボールがどこに転がっていくのか、それは誰にも分からない。どこにもたどり着かず、タッチラインを越えて消えていってしまうボールも無数にある。パスを出しても返してもらえないことも、またそのパスを受け取ってさえもらえないことだってざらにあるだろう。

人はひとりで生まれてひとりで死んでいく。その時の流れ方というのはまさしく長距離走者の孤独というべきもので、生きとし生けるものはみな死に向かい、一方向にしか流れない時間軸の上をただ孤独に走っていく。

だがしかし!誰かと出会った瞬間に突然足元にボールが現れる。

果たしてボールがどこに転がっていくのか、それは誰にも分からないのであるが、どの方向に転がっていってほしいか、完全にコントロールすることは絶対にできないけど、ドリブルをしながらパスをしながら、その方向を目指していくことは可能なのではないだろうか。

ひとりでは試合が始まらないのである(人間関係というのは試合ではないですが)。

ボールを介さない人間関係というのももちろんあり、それはインターネットが発明されて以降、SNSが広く普及して決定的になったものだと思うが、私たちはボールがなくても誰かとつながることができるようになった。
つながるというよりは、孤独な長距離走者が自分の他にも孤独に走っている人の存在を、それぞれのトラックの上で並走している人たちの存在を認知できるようになった、と言うべきだろう。

それはカイジの鉄骨渡りに似ている。

高層ビルに渡された鉄骨の上でカイジの前を歩く佐原が叫ぶ。

「在(い)るかっ・・・!?」「在(い)るかっ・・・!?そこに・・・・・・」

問われたカイジが叫ぶ。

「在(い)るっ・・・・!」「在(い)るぞっ 佐原っ・・・!」「在(い)るっ・・・・・・!」

そう、私たちはみなそれぞれがひとりで鉄骨を渡る佐原とカイジなのであるが、自分の他にそれぞれの鉄骨を歩いている人というのが間違いなく在(い)て、その存在を確かに感じさせてくれるのがSNSなのである。

閑話休題。

鉄骨の上を歩いていたと思ったらサッカーのフィールドだった。

誰かと出会うと突然足元に芝に覆われたフィールドが広がり、急に確かな足取りで歩いたり駆け回ったりできるようになる。
さっきまでひとりで鉄骨の上を震えながら怯えながら、泣きながら歩いていたというのに。

だがそのフィールドというのは好き勝手に暴れまわっていい場所というわけではなく、あくまでボールとともにある場所である。
足元にボールがある以上、そのボールをどうにかしなくてはいけない。

ひとりでドリブルするのか、相手とパスをつないでいくのか、それを決めるのは自分だ。

誰かと出会って、突然足元にボールが現れて、そこで初めて私は歩いたり駆け回ったり飛んだり跳ねたりできるようになる。大げさな言い方をすると、そこで初めてこの世界で生きていることを嬉しいと思えるようになる。
そうでない人もたくさんいると思うけど、私の場合はそうなのです。

私はサッカーが壊滅的にへたで、というか球技全般苦手なのだけど、このボールを大切に大切に扱っていきたいと思う。

願わくばこのボールがどこかへ消えてしまうことなく、どこまでも遠く転がっていかんことを。

というようなことを、北風の中、私は何度も何度も考えてみる。


■今日聴いた音楽
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
μ-Ziq / Royal Astronomy
DJ KUBOTA, TAKESHI / CLASSICS 4

2025年2月5日水曜日

2025年2月4日(火)

2025年2月4日(火)

金縛りにあう夢を見て金縛りにあいながら起床。

仕事が忙しい。やらなくてはならないことが次から次へと降ってくるので脳みそフル回転で働く。勤務時間いっぱい全力で働き続けるのは大変な集中力を要するので大変に疲れる。

持てる力を最大限に駆使し、なんとかやるべきことを全て終わらせることができたが30分も残業してしまった。なんか社長はまだ残って仕事をするらしい。がんばってください!私は帰ります!

帰り道ひと駅スケートしながら帰るが、昼間ガチガチに固まってしまった身体がほぐれるにつれ、なんか滑ってるだけで気持ちよすぎて泣きそうになった。自分は自分で思っているよりもスケートが好きなのかもしれない……と思って、なんだか嬉しかった。

それにしても!私は疲れました。

神経がへとへとになってしまって、神経がへとへとになると身も心もガチガチにしゃっちょこばってしまうので、うしおととらの鏢さんも言っていたが、戦いの後は酒で身を清める必要がある。

ということで今夜はもつ焼き屋に吸い込まれることにしたのだけど、四文屋もいいけどもうひとつのお気に入りのもつ焼き屋があり、実は四文屋よりもそっちの店のほうが好きだったりする。
ただ家から徒歩20分とけっこう遠いので、夏なんかは長めの散歩がてらちょくちょく行っていたのだが、こうも寒いとなかなか足が遠のいてしまって、しばらく行くことができていなくて、ああ行きたいなあと折に触れて思っていたのだけど、今日はへとへとになったのでがんばって行こう!と決めたのでありました。

がんばって行こう!と決めたのでありましたが、あまりに腹が減っていたのでこの寒さの中腹ペコで20分歩けるか不安だ、もう松屋で牛めし食べておとなしく家に帰るか……という考えも頭をもたげてくる。しかし!失われたチルを求めて(マルセル・プルースト著)、ということで、心を無にしてiPodでクボタタケシワークスを集めたプレイリストを聴きながら、くそ寒い中てくてくと歩いていく。

20分後、店に着いた私は空腹が限界に達していた。
まだ火曜日だし空いてるかな、と思って中に入るとけっこう混んでる。お店のお兄さんがカウンターかテーブルの隅の席かどちらでも、と案内してくれて、ここのカウンターは壁を凝視しながら飲まなくてはならずあまりチルではないのでテーブルの席にしようかなとも思ったが、テーブル席の近くには大声で話しているおじさんグループがいたのであそこは嫌だなあと思ったので壁凝視席に座ることに決めました。

生ビール(1杯目は280円!)、シロ2本、シーザーキャベツといういつも頼む好きな組み合わせを注文し、運ばれてきたビールにうやうやしく口をつける。う、うまい……カチコチになってしまった神経と身体が少しずつほぐれていくのを感じる。空腹のあまりお通しのナムルを一瞬でたいらげてしまった。

シロが2本運ばれてきて、食べるとああおいしいなあ、としみじみ思う。四文屋のシロより肉厚でおいしいのです。
ここのお店は串を提供するときすぐに冷めてしまわないよう温かいお皿に乗って出てくる。こういう心配りがうれしいね。

しかし腹が減りまくっているので酔いがまわるのが速い。ウーロンハイを飲んでいい感じになったので、もうちょっと飲み食べしたいなとも思うけど、明日も仕事が忙しいし、なるべく安く抑えたいのでここで帰ることにする。

生ビール 280JPY
シロ x 2 300JPY
シーザーキャベツ400JPY
レバー 150JPY
カシラ 180JPY
ウーロンハイ 350JPY
席料 250JPY

合計 1,910JPY

ひとりで酒飲んで2,000円以内に収まると嬉しい。
自制できた今日の自分をほめつつ酔いがまわる中凍えながら帰る。

帰り道厚着をしたパグ2匹を見かけてにこにこする。厚着をしたパグ2匹を見れた幸運に感謝。

締めに福しんでラーメン食べるか家系のラーメン屋に行くか道中考えて、けっこうお腹もいっぱいなので福しんに行くと餃子も頼みたくなってしまうので今夜は家系にするか、と思い、ラーメン屋が驚くほど少ないフッドであるがその中に唯一ある家系ラーメン屋にIN。

ここのラーメンは驚くほどおいしくないのだが、働いているアジア系のお兄さんたちは元気がよく接客も丁寧なので応援したい気持ちになる。
ということでいつもどおり最もベーシックな醤油ラーメン大盛ライスなしをオーダーし着席。

出てきたラーメンがぬるい!しかしこの店ならさもありなん、ということで別段驚かないし想定の範囲内なのだが、この寒い中ぬるいラーメンを食べるのはわびしい気持ちになる。申し訳程度に添えられたうずらの卵ひとつが哀愁を加速させる。スープもっと熱くしたほうがいいですよ。
大盛無料だし大盛といえど量が少ないので今日も大盛にしたが、なんでかしらんけど今日は麺が多かった。

はち切れそうなお腹を抱えて無言の帰宅。
暖房をつけてもかなり冷たい畳の上に転がり、スマホを真顔で眺めている。

もうすぐ40になろうという中年男性が10代のような悩みを抱えて星座占いのサイトなど見てため息をついたりしているのは非常に滑稽である。

日曜日雨だったため洗濯ができていなかったので、がんばって洗濯をする。
極寒のベランダで暗闇の中凍えながら洗濯物を干す。

身体が芯から冷え切ったところで洗濯物を干し終え、着替えて布団に潜りスマホでだらだらネットを見たのち1時過ぎに就寝。


■今日聴いた音楽
μ-Ziq / Royal Astronomy
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
V.A. / SUGAR HILL OLD SCHOOL RENEWAL
V.A. / The Third Unheard CONNETICUT HIP HOP 1979-1983

2025年2月4日火曜日

2025年2月3日(月)

2025年2月3日(月)

8時半ごろ起床。朝食をとり出勤。

月初の月曜日、なかなかに忙しい。注文もけっこうあって、午前中その処理に追われる。

昼食をとり、社長が倉庫へ出荷に出かけて事務所にひとりになった私は仕事が落ち着いたタイミングでブログを書く。

社長が事務所に戻り、また二人で黙々と働く。
なんか知らないけどめちゃくちゃ眠い。今日は早く寝よう。

定時がきて退勤。

東秀にINして夕食。ペヤングコラボ焼きそばの大盛と3個餃子。またペヤング食べてる!はまってしまったのか?そこまでおいしいというわけではないんだけど、なんか癖になる味がする……ような気がする。

隣の席に座っていた人がハンディ照明?のようなもので運ばれてきた料理を照らしながら、色んな角度から何度も何度もスマホで撮影していたので驚いた。早く食べなよ冷めちゃうよ!

食べ終えてお会計が1,001円。高いよ!注文したのは私ですが……。

帰路スケートでひと駅移動しながら道中に練習。なんかオーリー戻りつつあるかも?マニュアルもメイクの入口のドアを一瞬だけ叩けそうになったような瞬間があったような気もしないでもない。
久しぶりにスケートしたら脚がプルプルになってしまった。

今夜こそは有意義に時間を使いたい、そう考えていた私は帰り道帰宅してからの行動をシミュレートしていた。
まず帰って横になったりしてはだめだ。動けなくなってしまう。今日はメルカリの発送と入浴とピアノの練習をしたい。

ということで帰宅したら手洗いうがいをして真っ先にメルカリで売れた機材の梱包。ありがたいことに昨夜出品したらすぐに売れたのである。
慣れた手つきで機材をプチプチにくるんで箱に詰め、少しでも発送サイズを小さくするために段ボールに切り込みを入れて箱を小さくする。

梱包を終えたら近所のコンビニへ行き、発送。
店の複合コピー機でスマホに表示させたQRコードを読み込ませると、どういう仕組みか知らないがレシートが出てきて、それを店員さんに渡して店員さんがそれをスキャンすると、どういう仕組みか知らないが発送ができるというわけ。
ということで店員さんにレシートを渡してスキャンしてもらったらピザまん168円とかレジに表示されて笑った。頼んでません!

荷物の発送を終え、スーパーでバナナとなんかプロテインのココア味の飲み物を買い帰宅。

プロテイン飲料を飲みながらたばこを吸い、次は風呂か……と思うも面倒くさい。でもやるんだよ!

と言いつつしっかり横になってしまうが、30分くらいうだうだしていたら元気が出てきて、今だ!ということで全裸になって風呂場に突入し、風呂に入ることができた。

晴れて入浴に成功したのでひと安心。あとは寝るまで好きに過ごしていい完全なるフリータイムである。素晴らしい。

ということで以前購入したピアノの初心者向け教本を手にスタジオバカ別館に備え付けたKORGのワークステーション・シンセサイザーX3を弾く。教本には本に出てくる課題曲等を収録したCDが付属しているのだが、それをiTunesに取り込んでiPodにぶちこんである。

ということでレッスン開始。教本は全く初めて楽譜やコード理論等に触れる人にも分かりやすいようにやさしく丁寧に書かれている。
私のよくないところとして機材の説明書とかこういった教則本とか読むのがまだるっこしくて適当に流し読みして進んでしまうのだが、できるだけちゃんと読んだほうがいいので、一刻も早く上手く弾けるようになりたいのだが、はやる気持ちを抑えてなるべく飛ばさないようにちゃんと読むようにして、実技ページにたどり着いた私は本に書かれているとおりにピアノを弾いてみた。一番最初の課題はCのコードとGのコードを覚えましょうということで、書かれているとおりに鍵盤を押さえて弾くとちゃんとコードが鳴ったではないか(あたりまえ)!iPodにぶちこんだ教則本付属のCDの音源を流しながら弾いてみると、なんかちゃんと曲になる。

た、楽しい……。今まで完全な自己流で触っていたシンセサイザーであったが、ちゃんと意味が分かって弾くと楽しさも倍増である。どんどん練習してどんどん上手くなろう。
ということで今日はCとGのコードを覚えました。本当にありがとうございました。

小一時間楽しく練習して満足したのち布団を敷き23時半ごろ就寝。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / WHO CARES?
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
μ-Ziq / Lunatic Harness
μ-Ziq / Royal Astronomy

2025年2月3日月曜日

2025年2月2日(日) Run and laugh

7時半ごろ目が覚め、もう少し寝たいなと思って小さな音で音楽をかけつつ再び寝ようとするが、寝つけないので8時過ぎに観念して起床。年をとって長い時間眠ることができなくなった。おじさんになったね。

朝食をとり、音楽を聴きながら楽しかった昨日のことを考える。

本を読んだりもするけどぼーっとして何も手につかないので、PCを立ち上げブログを書く。

書き終えたら福しんでチャーハンと餃子の昼食。

昼食後猛烈な眠気に襲われ小一時間ほど昼寝。

メルカリに機材を出品したいのだが、面倒でなかなか手をつけられない。
売ろうと思っている機材を眺めていたら、めっちゃかっこいいな……売りたくないな……という気持ちになってきてしまったので、そうだ不要なDVDを売りましょう、ということにし、これはもう見ないだろう、というものを20本くらいピックアップし、袋に詰めて店に売りに出かける。

査定を待っている間に喫茶店でコーヒーを飲みながら読書などしたらよさそう、と思い、本を持ってきたのだが、お店のお兄さんが10分15分で査定が終わるのでここで待ちますか、と言うので、じゃあここで待ちます、と言って、お店の買取カウンターで従業員の人たちがせわしなく行ったり来たりする中、ひとり真顔で仁王立ちしながら待つ。何この時間。

査定が終わり、お金をもらったので家に帰り、また音楽を聴きながら、メルカリに機材を出品しなくては……と思うもやはり手がつけられず、日も暮れてしまって、メルカリをどうにかしないと音楽をつくったりできないので、ようやく重い腰を上げ、売る機材を引っ張り出してきて動作確認をする。
そしたらなんか反応しないボタンがある!これだとジャンク品として出品しなくちゃいけなくなると思って、接点洗浄スプレーを反応しないボタン内部に吹きかけたところ、直ったのでよかった。接点洗浄スプレー最高。

写真を撮り、商品説明を書いてメルカリに無事出品完了。
これで今日やらなきゃいけないことはできた。

ぼんやり過ごしてしまった日曜日、何かおいしいものを食べて締めましょう、ということで、フッドのネパールレストランへ。

中に入ったらお客さんが誰もいない。この店は安くておいしくて最高なのだが、けっこういつ行ってもお客さんがいないので心配になる。

ビールを飲んで、野菜パゴダとマトンビリヤニで夕食。美味しゅうございました。

結局今日は機材を触って音楽をつくるということができなかった。
平日に何かできるようがんばりたい。



友達とチャットで色々話して、何かうまくいかなかったとしても、走って笑えばいいんだ(but we run and laugh)と言われて、ああ、それが人生だよな、と思う。

何かがうまくいかなかったとしても、私は走って笑おう。生きているのが嬉しくてたまらないと思っている犬のように。

自分がこんなふうに考えることができるようになるなんて、数か月前は想像もつかなかった。
死ななくてよかったと思う。

風呂を諦め1時過ぎに就寝。


■今日聴いた音楽
The Beatles / With the Beatles
The Beatles / Meet the Beatles
Bogdan Raczynski / Samurai Math Beats
slack / 我時想う愛
Doechii / Alligator Bites Never Heal
V.A. / Queen Latifah and the Original Flavor Unit
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
Flaming Lips / A Collection of Songs Representing An Enthusiasm For Recording...By Amateurs 1984-1990
squarepusher / ultravisitor (20th Anniversary Edition)
Triple 6 Mafia / Kings Of Memphis Underground Vol. 3
μ-Ziq / Lunatic Harness

2025年2月2日日曜日

2025年1月31日(金)~2月1日(土)

2025年1月31日(金)

8時半ごろ起床、朝食をとり仕事へ。

今日は午後より社長が商談で出かけるため、私が倉庫で出荷作業。普段は午後一で倉庫へ行くのだが、今日は午前中の早い時間に行くことに。

小トラブルあるもとりあえず保留・お客さんからの連絡待ちということで、1件の出荷を終え事務所へ戻る。

午後社長が出かけて事務所に1人となり、ブログ書きてー、と思うもやらなくてはならない仕事があり、粛々とそれをやる。YouTubeでまたしてもBlackoutプロデュースの曲を集めたプレイリストを流しつつ。

16時くらいに今日中にやるべき仕事を終え、ブログを書く。
集中して1時間くらいかけて書き終えたが、ずっとPCを凝視していたら気持ちが悪くなってしまった。

定時で退勤し、昨日ランドリーで洗ったスニーカーの若干残っている汚れが気になっていたので再びランドリーで洗濯。
20分の洗濯が終わるまで中で待っているのだが、お客さんから折り返しのTELあり対応する。これで一つ懸念事項が片付いた。勤務時間外の電話とか、嫌だけど仕事してるな、ていう気分になるね。嫌だけどね。

洗濯が終わり、けっこうきれいになったスニーカーを眺めてけっこうきれいになったね、と思い満足しながら乾燥機にかける。
仕上がるまで40分、その間に東秀にINし、夕食。
ツイッターでフォローしている方が食べていたのを見て、気になっていたので新作のペヤングコラボ焼きそばというのと唐揚げ2個をオーダーし、食す。
ペヤングコラボ焼きそば、供されたときの印象として、うわ量少な、と思ったが、唐揚げ2個も一緒に頼んでよかったと思う。

私はPeyoung Time Young Gunzという曲を過去につくったこともあるくらいペヤングには大変大きな思い入れがあるのだが、10年くらい前から激辛ペヤングとかなんか色々面白い味の商品をリリースしはじめ、食べ物で遊んでる感が強くなってしまって以降、私とペヤングとの間に距離ができてしまった。普通のペヤングと超大盛の2種だけというストロングスタイルで販売し続けていてほしかった。あいつは変わっちまった。

東秀のペヤングコラボ焼きそば、ソースの味はあのペヤングそのものというかかなり近いもので、何よりペヤングについてくる紅ショウガフレイバーのあの謎のふりかけがかかっており、あれがかかっていることによってまさにペヤングの味になっているのに驚いた。なんか、実写版ペヤングを食べている気分になった(?)。油でギトギトの焼きそばを食べ、そのうまさにしばし恍惚とす。
焼きそばと唐揚げ2個で1,000円ちょい。高いよ!同じ1,000円を使うなら、フッドのネパールレストランにお金を落としたほうがいい気がする。

東秀を後にしランドリーでスニーカーを回収。きれいになった。

家までの帰り道、Melvinsを聴いている。ストーナー/ドゥームロックの始祖的バンドのひとつだが、ドゥーム過ぎず、スラッジ過ぎず、ヘヴィー過ぎずで変なバンドだと思う。機械的なミニマル反復リフが酩酊感よりも覚めた感覚をもたらす。

帰宅したらメルカリで買った初期Flaming Lipsの曲を集めた編集盤『A Collection of Songs Representing An Enthusiasm For Recording...By Amateurs 1984-1990』(タイトル最高)が届いており、それを聴きながらひと息つく。イメージどおりのヘロヘロ・アシッド・サイケデリックパンク。このメロウにもなりきれず、パンクにもなりきれない宙ぶらりんな感じが今の気分に合っている……ような気がする。

横になったり本を少し読んだりして、その後がんばって風呂に入る。

明日に備え、早めに就寝。
今は週末のためだけに生きている。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / The Alexander Technique
Apple musicの自作プレイリスト
Melvins / Bullhead
Flaming Lips / A Collection of Songs Representing An Enthusiasm For Recording...By Amateurs 1984-1990
The Beatles / ACOUSTIC complete esher tapes




2025年2月1日(土)

テナント開店前に歩く新宿サブナードの女神転生感。晴れの日の小田急線。電子たばこを座席に忘れたまま下車しようとした若者とそれを教えてあげたとき返してくれたはにかんだ会釈。鮮やかな青のバッグ。初めて訪れる街。永遠にこないバス。朝食に食べる焼きいも。人々が思い思いに過ごしている公園。入口が閉まっていると思ったら裏口だった建物。管理事務所の女性が発したりりちゃん橋という単語。タビビトノキとその幹の手触り。裏側が紫の葉。花火のような花。花と香水の甘い香り。連なった8株のサボテン。焼きそばとホットドッグとポテトのわんぱくセット。ホットドッグが似合うと笑いながら言われたこと。ポテトも似合うと笑いながら言われたこと。ソフトクリーム越しの笑顔。黄緑のチェックのレジャーシート。他犬(たけん)のボールを夢中で追いかける小さな犬。チワワのあずきちゃん。電車に詳しい子ども。両足の靴底が剥がれてしまった登山靴。ツリークライミング。シンメトリーの並木と噴水広場。小さなスケートパーク。登れなかった展望台。永遠に駅に着かないバス。弁当屋の20円のコロッケ。チェイサーを頼んで味わって飲むエビスの燻。ビールを飲んでそっと美味しいとつぶやくのが聞けること。生牡蠣は小さな海。喫茶店とクラブのラウンジのあいの子。宇多田ヒカルとslack。3.11前の東京。我時想う愛。サッカーのドリブル。種から育てる花。サボテンを抱きしめた後にそっと血を拭いて、その後も人生は続いていくということ。その続いていく人生の中で、一緒にいられたらと思うこと。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / The Alexander Technique
Apple musicの自作プレイリスト
V.A. / The Philosophy Of Sound And Machine
Melvins / ST
Misfits / Static Age
The Beatles / With the Beatles

2025年1月31日金曜日

2025年1月30日(木)

2025年1月30日(木)

8時半ごろ起床。朝食をとり仕事へ。
今日は荷物があるのでスケボーは持っていかず。

仕事がすごく暇で、注文が全然ないので売上げがけっこうやばく、またやらなければならない仕事もあらかた終わってしまっているのですることがない。これはこれでとても疲れてしまう。

私の働いている業界についてのことが人気まんがの『アフロ田中』に出てくるのを発見し、ウェブで読めるので社長に教えてあげる。
私の席のPCで一緒に読むのだが、社長が話の中に出てくるギャグで笑っていたのに驚いた。まず彼がまんがの読み方を知っているのに驚いた。『のらくろ』くらいしか読んだことがないのかと思っていたので、まさか彼が現代のまんがを読めるとは思っていなかった。
明らかに普段まんがを全然読んでいないであろう社長を笑わすことのできるのりつけ雅春先生はすごい。

午後中暇すぎるので社長は中国でEV車をつくりまくったけど全然売れなくて、どっかの山の中に新車のEV車が膨大な数放置されているとかいうニュースの動画をYouTubeで見ている。その動画が終わって出てきた中国雑技団みたいな団体の来日公演の広告をクリックして公演情報を見て、前の方の席は3万円するけど1万円の席は3階だよ。1万円の席でちゃんと舞台が見えるのかなあ。とか言っているので、ちゃんと見たかったら3万円払いましょう、と答える。無のやり取り。

私はといえばネットでたまたま見つけたスケートショップでめちゃかわいいデッキが売られているのを発見し、どうやらSkateboard Cafeというブランドのものらしく、初めて聞く名前だけど、オフィシャルサイトを見たらめっちゃおしゃれでかわいくかっこいいブランドだった。

Skateboard Cafe Official Site → https://skateboardcafe.com/

2008年くらいから始まったUKのブランドなのだそう。このBuddy Deckというのがかわいい。ほしいなあ。YouTubeに上がっているビデオもかっこいい。

ヨーロッパのスケーターはアメリカのスケーターとちょっと雰囲気が違う。もっといえば同じヨーロッパでも北欧のスケーターとUKのスケーターはちょっと雰囲気が違う。
UKのスケーターは身のこなしがとても洗練されていてクールだ。ファッションや映像の雰囲気によるものも大きいと思うが。
アメリカはスケートボード大国なので星の数ほどスケーターがいて、ブランドもスタイルも無数にあるが、どこかいなたさがあると思う。
ヨーロッパのスケーターは全体的にシュッとしている。

とまあ暇を持て余していたけどそれなりにこんな収穫(?)もあり、なんとなくやるべき仕事を見つけて手を動かしてようやく定時がきて退勤。

お気に入りの白いスニーカーが汚れていて、ずっと気になっていたのだが、ラッパーなら常にスニーカーとスキルは磨いておく必要があり、常に足元のNIKEはぴかぴかの真っ白でなくてはならないので、どうにかしたいと最近ずっと思っていた。私はNIKEは好きではないので履かないが。

先日会社の近くにあるコインランドリーでスニーカー用の洗濯機と乾燥機があるのを目ざとく発見して、ここで洗ったらきれいになるかな……と思って、今日は仕事のあとそこでそのスニーカーを洗おうと思って持ってきていたのだった。

そこのランドリーは去年か一昨年できたばかりでかなりきれいなのだが、とんかつ屋のさぼてんが潰れてそのあとにできた店で、改装作業中の建物の前を通るたびにここには何ができるんだろう?願わくばおいしいご飯屋さんであってほしい、と思っていたのだが、できたのがコインランドリーだったときは大変がっかりした。

しかしまさかそのがっかりランドリーがスニーカーが汚れて困っている私を助けてくれることになろうとは。

少し前にスニーカー専用の洗濯機ってどんなものかな、と思って仕事の昼休みに店に入って見てみたことがあったのだが、店の自動ドアが手をかざして開くタイプで、そのときスニーカーの洗濯機ってこれかあ、と思って確認の済んだ私は店を出て会社に戻ろうとしたのだが、自動ドアの『ここに手をかざしてください』のところにいくら手をかざしてもうんともすんとも言わず、どうがんばってもドアが開かないので途方に暮れてしまった。

開かないドアを前に絶望しながらたたずんでいた私を見かねて、入り口のそばの椅子に座ってコロッケを食べながら洗濯の終わるのを待っていた女性が立ち上がってドアにサッと手をかざして助けてくれて、ドアが無事開いたので私は恥ずかしくなって笑ってしまって、「デュフフ、どうもありがとうございます」と彼女に告げ、店をあとにしたのであった。彼女は私の命の恩人だ。

ということで仕事のあと汚れたスニーカーを持ってランドリーにやってきた私は中に入ったらちゃんと出られるかなあ、と心配だったのだが、なんとここのランドリーはwifiも完備しているので、その気になったら住めるからいいか(?)とも思っていたが、もしドアを開けられなくても人が来た瞬間に入れ替わりでドアから出たら大丈夫か、とも思い、安心してスニーカーを洗濯機にぶちこんでコインを投入した。もし私と入れ替わりに入ってきた人が出られなくなっても、その人もまた別の人が入ってきたときに入れ替わりに出られるだろう。なんかそんな映画あったよね。誰かを犠牲にしないと自分は助からないというやつ。入ってきた者を閉じ込める、恐怖の人食いランドリー。そんな映画ないか。

洗濯機を回している間、Apple musicでFlaming Lipsの編集盤『Heady Nuggs: Clouds Taste Metallic 20 Years Later』を聴く。
そのタイトルのとおり、彼らの名作アルバム『Clouds Taste Metallic』とそれにまつわるEPや未発表ライブなどを集めた作品で、CDだと3枚組、レコードだと5枚組というすごいボリューム。
未発表の当時のライブ音源がすさまじい。ドラマーのStevenの爆裂ドラムが本当にやばい。規格外。彼のドラムはまぎれもないB-BOY BREAKSだと思う(?)。

20分がたち洗濯が終わったので、きれいになったかな……とどきどきしながら洗濯機を開ける。
そしたら……まあまあきれいにはなっていたけど、気になる箇所の汚れはまだ少し残っていた。うーんと思ったけど、今日のところはこれでよしとして、乾燥機にかけて、それが終わるまでの間に夕飯を食べることにする。

東秀にINしてダブル餃子定食のご飯少な目をもそもそと食べる。
食べている間、乾燥機の中のスニーカーが盗まれやしないかと思って気が気じゃなかった。

ご飯を食べ終えてランドリーに戻るとスニーカーはちゃんとあったのでほっとした。
乾燥が終わり、セブンイレブンでタワレコのオンラインショップで買ったレコードを受け取り電車に乗り帰宅。

玄関に先ほど洗ったスニーカーを置くが、やはりまだ少し残っている汚れが気になる。明日も洗おうかな……。

帰宅しひと息ついたらブログを書く。

ティーンエイジャーのときに愛聴していたバンド、The Promise Ringの『Electric Pink』という曲の歌詞を訳してみた
hookの「I feel electric pink in the cheek」という表現がすごく好きで、私も電流を感じたら頬がピンクに染まるので、自分がそうなったときに度々この曲が頭の中で流れていた。

The Promise Ringは90年代中ごろ~00年代初頭に活動していたアメリカのバンドで、いわゆるemocoreと呼ばれるジャンルのバンドである。私がティーンエイジャーだった00年代初頭、The Get Up KidsやJimmy Eat Worldをはじめとするエモコアという音楽が流行っていた。

私もそのジャンルをなんとなく好きでそこそこ色々なバンドの作品を聴いていたが、中でも抒情的なメロディーで膝を抱えてうずくまった姿勢のまま高速道路を疾走するようなサウンドのThe Promise Ringは私のお気に入りだった。

ということで『Electric Pink』という曲は、hookはどんなこと歌っているのかなんとなく分かっていたけど、他の部分ではどんなことを歌っているのか知らなかったので、訳してみたらちょっと不思議な歌詞だった。

今はなきパンクミュージックを扱っていた月刊誌DOLLを愛読していた高校生の私は、そこに載っていたエモコア特集にThe Promise RingのソングライターでありフロントマンのDavey von Bohlenのインタビューが確か載っていて、そこで彼が影響を受けた作家としてジョン・スタインベックを挙げていたので、それを読んだ私は地元の駅前のTSUTAYAでスタインベックの『ハツカネズミと人間』の文庫本を買ったのだった。
どんな話だったかよく覚えていないが、シンプルで素朴な文体でタフな現実を淡々と描いていて面白かったように思う。『ハツカネズミと人間』というタイトルだけど『ガンバの大冒険』みたいな話ではなかったように思う。

ブログを書き終えたらもういい時間だったので着替えて0時前に就寝。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / The Alexander Technique
The Flaming Lips / Heady Nuggs: Clouds Taste Metallic 20 Years Later
The Promise Ring / Electric Pink

2025年1月30日木曜日

2025年1月29日(水) Electric Pink



The Promise Ring / Electric Pink

 
I live on a small street with very small shoes
But in a big house with a big wardrobe
I've got the whole world in my hands
It's a small world after all

And there's not much to say on five bucks a day
And there's no other way so we're just hanging around
For the weekend to come
We're all hungry and dumb for Friday

*So yeah, I feel electric pink in the cheek
We look like animals seven days a week
I feel electric pink in the cheek
I'm too polite and maybe you're too brief

Please don't press that we dress
High heels and loud shoes are a mess
Step out with quiet feet and now I'm pleased to meet
Meeting is so hard to do when you're dead

*repeat

Between a wink and an earthquake
There are conversations
Complications go on, on, and on

I pretend that I understand my hands
And the rest are only a test
To be paid to be pressed
When we end we will be softly kissed

So yeah, I feel electric pink in the cheeks
We look like animals seven days a week
I feel electric pink in the cheeks
I'm too polite and maybe you're too brief

 I feel electric pink in the cheeks
We look like animals seven days a week
Yeah what did you think that I would be feeling?
Electric pink

Yeah, yeah, yeah, what did you think
that I would be feeling?
Electric pink

Yeah, yeah, yeah, now what did you think
that I would be feeling?
Electric pink, electric pink

I live on a small street stepping out with quiet feet


////////////


僕は小さな通りに住んでいる とても小さい靴を履いて
だけど 家は大きくて 大きな洋服だんすもある
手の中に世界の全部を持っていた
小さな世界なんだけど

それで1日5ドルじゃ そんなに言うこともない
他に方法もないから 僕たちはただぶらぶらしてる
来たるべき週末のために
僕たちはみんな 腹が減ってばかになる 金曜日のために

*だから、ああ、電流を感じて 頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
電流を感じて 頬にピンクがさす
僕は礼儀正しすぎて 君はそっけなさすぎるのかも

僕たちに着飾らせないで
ハイヒールとうるさい靴はひどいもんだ
忍び足で抜け出そう 僕は会えて嬉しいよ
会うのはとても大変なこと 君が死んでいるときは

*繰り返し

ウィンクと地震の間に
会話がある
こんがらがったことは どんどん続いていく

僕は自分の手のこと 分かってるふりをする
それで残りはただの
お金をもらうために強いられるテストだって
僕たちが終わるとき やさしくキスされる

だから、ああ、電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕は礼儀正しすぎて 君はそっけなさすぎるのかも

電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
ああ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク

ああ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク

ねえ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク エレクトリックピンク

僕は小さな通りに住んでいる 忍び足で抜け出すんだ


(訳:MCビル風)

2025年1月29日水曜日

2025年1月28日(火)

2025年1月28日(火)

8時半ごろ起床。朝食をとり出勤。

仕事が暇なので、仕事をしているフリをしながら隣の席の社長にバレないようウィンドウをめちゃ小さくしたメモ帳にブログに載せる日記を書いていたら、社長に「何書いてるの?」と聞かれて冷や汗をかく。メモです……仕事の。と超適当に答えたら、ふうん、と納得していた。

午後から社長が倉庫へ出荷作業に行ったため、事務所に私ひとりになったのでYouTubeでメムフィスのプロデューサー、Blackoutのプロデュース曲を集めたプレイリストを流しながら仕事をする。
KORGのワークステーション・シンセサイザー、X3を用いたホラー色の強いビートがかっこいいですね。X3はBlackoutの1995年リリースのテープ『Dreamworld』のヘタウマなジャケのイラストにもフィーチャーされている。お気に入りだったんだね。

なんとなくBlackoutワークスのプレイリストを聴いていたら、新しいアルバムのアイディアが湧いてきて、いい感じのタイトルが思い浮かんだ。私の場合タイトルができたら8割できたのと同じと思っているので(?)あとはつくるのみ。

ちなみに今アルバムもしくはEPのアイディアは3つくらいある。完成はいつになるか分からないが、がんばってつくろうと思う。

胃の具合が悪く昼食はサンドイッチにしたのだが、15時をまわったぐらいに急に腹が減ってたまらなくなり、事務所を出てスーパーに行く。ドリップコーヒーのパックと菓子パンを2つ買い、戻ってくる。

パンを2つ食べても腹が減っているので参った。これは胃が治ったということでいいのでしょうか。

出荷作業を終えた社長が事務所に戻ってきて、2人黙々と仕事し定時を少しまわって退勤。

腹が減っているし胃も治ったということにするか、ということで東秀にINし、新作のヨウポービャンビャン麺というのを夕飯に食べる。ほどよい辛さと五香のかおりが鼻腔をくすぐりなかなかおいしかったように思う。

スケートでひと駅プッシュして移動しつつ、道中なんとなく練習しながら帰る。
はい、オーリーどっかいった。はい、マニュアル永遠にできない。ノーコンプライ180は後ろ足でデッキを回す感覚は身につきつつあるが、前足をデッキから降ろすと同時に後ろ足でデッキを弾くというのが全く感覚として分からず、お手上げである。

ひと駅移動したら電車に乗り、自宅の最寄駅のひとつ手前の駅で降りてまたもひと駅プッシュして移動しつつ練習。
緩やかな下り坂が続く道でマニュアルを試みるのが常なのだが、前方に人影を見て、あれはもしや、と思い、スッ……とスケボーから降りて小脇に抱えて、私はスケートボードで滑ってなどいません、という顔をして歩くがやはりその人影はポリスマンだった。
ポリスマンの目の前でスケートボードに乗っていると「だめですよー、降りてください」と怒られるのでとても嫌だ。

帰宅しひと息ついたら音楽を聴きながら洗濯物をたたむ。

なんだか落ち着かないので酒でも飲むか……と思い、冷蔵庫に1本だけあったお茶サワーを飲む。

これはプレーンとうたいながらもなんかどれも酸っぱい香料が入っている缶チューハイが好きではない私が、ただ焼酎を炭酸で割っただけのプレーンなチューハイに最も近い缶の酒は何か?と探し求めた果てに見つけた、限りなく正解に近い商品である。焼酎を緑茶と炭酸で割っただけなので無味に近く、味がシンプルでよい。

酒を飲んだら少し気分が落ち着いたが、今度は腹が減ってきてしまって困った。
今日の昼間スーパーで見かけたチートスの巨大バッグのイメージが脳裏に焼き付いており、チートスが食べたいと思うも近所のスーパーには売ってないので、代わりに湖池屋スコーンのチーズ味が食べたいなと思うけど、胃が完全に治っているわけではないのでここでスナック菓子を胃にぶち込むと絶対よくないと思い、耐える。でも空腹感は容赦なく襲ってくる上にどんどん大きくなってくる。

もう耐えられん、スコーンチーズ味買いにいくか……と思った刹那、冷蔵庫に納豆が1パックだけ残っていたのを思い出し、そうだ代わりに納豆を食べましょう、お腹にもやさしいしローカロリーだし栄養もあるし、いいことづくめですね、ということで、寒い台所で真顔で仁王立ちしながら納豆を食べる。

腹は落ち着いたがお茶サワー350ml缶1本だけとはいえ中身は焼酎なので、結構しっかり酔っぱらってしまった。

今日は風呂に入りたいのだが酒を飲んでしまうと入浴の成功率が格段に下がってしまうので往生するが、とりあえず最近できていなかった機材を触るというのをやってみましょう、ということで、先日ヤフオクで落札したKORGのX3(そう、買ったんです)が日曜に届いたまま玄関に放置したきりだったので、箱から取り出しスタジオバカ別館の2段キーボードスタンドにがんばって設置する。X3、でかくて重いね。でもかっこいいね。

電源を入れたら商品説明にあったとおり液晶のバックライトが死んでいて画面が光らず、また弾きやすくていいかな?と思ってX3を2段キーボードスタンドの下の段に設置してしまったため、上段に設置してあるシンセの影で画面が全く見えない。
これじゃいかんということで、上下を入れ替えたら液晶が視認できるように相成りました。

X3をミキサーに繋いで内蔵されているプリセットを順々に切り替えていき、どんな音か聴いてみると、なんちゅうかファットできらびやかな音がするので驚いた。これはいい買い物をしました。X3は16トラックのシーケンサーを内蔵しているので、それも試してみたい。フロッピードライブが生きているかどうかはまだ未確認。

私はピアノが弾けないのだが、完全に我流でなんとなく合ってるのか合ってないのか分からないコードっぽいものを弾いたり単音でメロディーを弾いたりはできるのだけど、ちゃんと弾けるようになりたいなあと思う。
初心者向けの教則本を以前購入して持っているので、コツコツ練習して弾けるようになりたい。

X3と戯れながら頭の片隅でずっと風呂をどうするか考えていたのだが、微妙な時間になってしまっていたので諦めて早寝して、がんばって翌朝入ることにする。

0時前に就寝。


■今日聞いた音楽
Tyler, the Creator / CHROMAKOPIA
Tommy Wright III / Memphis Massacre
Triple Six Mafia / Prophet Entertainment Greatest Hits

2025年1月28日火曜日

2025年1月27日(月)

2025年1月27日(月)

8時半ごろ起床。朝食をとり電車に乗り出勤。

毎週月曜の朝は事務所の掃除があるので、いつもの通り給湯室の流しをきれいに洗い机などを拭き掃除する(私の担当)。

最近仕事がそんなに忙しくないというかけっこう暇で、そこまでストレスなく働くことができている。いやウソ。社長の相手をしているだけでストレスがやばい。

お昼に隣の席でサンドイッチを広げて食べはじめた社長が突然爆音でYouTubeを再生しながらそれに合わせて朗々とカンツォーネを歌いだしたので笑った。なんなんだよ!カタリ・カタリという曲だそうで、社長が唯一歌えるイタリア語の歌とのこと。知らないよそんなの!

一太郎先輩がクビになって以来、倉庫での出荷作業は主に社長が担当しているのだが、彼が自分の仕事で手いっぱいのときは私が倉庫へ行くことになっている。
ここ数日社長はずっと掛かり切りの仕事があるため今日も私が倉庫へ行くことに。

倉庫での仕事は立ち仕事だし倉庫は寒いし前は嫌だったけど、倉庫に一人きりなので音楽を聴きながら作業できるし、商品をピックアップしてプチプチに包んで梱包して、という一連の作業を黙々とやっていると、不思議と心が落ち着く感じがある。出荷が大量のときはそんなこと感じてる余裕はないが。
事務所でPCとにらめっこしてるよりも、自分は今働いている、という気分になる。これまでヤフオクで無数の機材を売って梱包して発送してきた私の梱包鬼(コンポーキ)としてのスキルが活かされている。

というわけでスマホで音楽聴きながら倉庫で仕事して、運送会社に集荷の依頼をして倉庫を出、事務所へ戻る。

そこからまた仕事をし、定時を少しまわって退勤。

スケートでひと駅分プッシュで移動しつつ道中なんとなく練習しながら帰る。

どうもオーリーがまたどこかへ行ってしまったようだ……。あとマニュアル(後輪だけで滑るいわゆるウィリーのこと)が永遠にできない。マニュアルをするときは両ひざを曲げないといけないらしいが、今まで私は後ろ足を伸ばした状態でバランスを取っていたので、ああこれじゃだめだったんだ、と思って(後ろ足を伸ばしてるとマニュアル→オーリーアウトとかできないので曲げる必要があるらしい)それを意識するようにしたらてんでできないでやんの。

またしてもスケートで何もできなくなってしまったのでがっかりしながらスーパーに寄って夕飯にきつねうどん買い帰宅。

ブログを書いてきつねうどんを食べたあと、音楽を聴きながら横になる。

引き続きThree 6 MafiaやTommy Wright IIIなどメムフィス・ラップを聴いている。かっこいいなあと思うけどかつてのように夢中になって聴いているわけではない。

最近機材いじれてないのでもっと触りたいが、寒いのと疲れとでなかなかできない。明日はできたらいいなと思う。

何もできないときは早寝をしたほうがいいので0時就寝。


■今日聴いた音楽

Rex Orange County / WHO CARES?
Blackout / Dreamworld
Three 6 Mafia / Mystic Stylez
Tommy Wight III / Memphis Massacre

2025年1月27日月曜日

2025年1月26日(日)

2025年1月26日(日)

浅く断続的な眠りを繰り返し、昨夜寝るのが遅かったのでもっと眠りたい、と思いつつも眠り続けることができないので8時半ごろ起床。

外はよく晴れている。

今日は多分何もできないだろうな、と昨日から考えていたので、スケートに行くのも音楽をつくるのも諦め、一日のんびり過ごすことに決める。

バナナ、ピーナツバタートースト、牛乳の朝食をとり、コーヒーを淹れて音楽をかける。

PCを開いて自分のブログにアクセスし、昔書いた日記をひとつずつ読み返しながら、非公開にしていた記事を順々に公開していく。

数年前に思うところあって、過去の日記のほんの一部だけを残して大量の日記を非公開にしたのだが、再度公開することにした(非公開のままのやつもあるけど)。

2016年~2018年の3年間が自分にとってうつが最も重く、また人生も大変に困難な時期で、まさに地獄にいた。
この時期に大量に日記を書いていて、当時の自分の地獄の業火に全身を焼かれながらもなんとか正気を保とうとしていたその一大ストラグルの様子が克明に記録されている。

記事をひとつひとつ再公開するために順番に読み直していたら、当時のことを思い出して大変につらくなってしまった。状況はかなり深刻で絶望のどん底にいたのだが、当時の自分は完全に死にながらもなんとか生き延びるために必死にがんばっていたので、自分のことながらめちゃくちゃ驚いた。

今の自分が同じ状況にいたら、あのころのようにがんばれるだろうか。多分無理だと思う。

深刻な描写が延々と続く中、文中に唐突に挿入される寝ているときに見た悪夢の内容が面白くて、読んでいてたびたび笑ってしまった。
自分で自分の書いたもので笑ってたら世話ないんだけど、地獄のどん底で完全に死んでいるときでも、ほんのひとかけらのユーモアを握りしめながら一生懸命生きていた当時の自分を労わってあげたい。四文屋でおごってあげたい。でも自分と一緒に飲むのはいやだな……。

そんなことを考えていたら今の自分は当時の自分の延長というか連綿と流れる時間を経て当時の自分が今の自分になったわけで、全部同じ自分だったのでびっくりした(?)。

過去記事の再公開をひと通り終えたら新たに日記を書く。

全部の作業を終えたらなんと14時をまわってしまっていた。

お昼を食べたほうがいいということで何か食べなきゃと思うが胃が完全に終わってしまっているので消化にいいものを食べたほうがいいんだけど、一瞬で食べられるものを、と考えたところ福しんの天津飯はどうか、ということになったので食べに行く。
中華料理は当たり前だけどどれも油をたくさん使っているので、天津飯は一瞬で食べられたが胃が悲鳴を上げている。

3か月くらい前に自炊をすることを完全に放棄した。
自炊にかかる手間ひま(米を炊いたり炊いた米を小分けにしてラップにくるんで冷凍したり皿や米を炊いたお釜を洗ったり云々)とその負担が自分にとって大きすぎるのと、それらをすべてスキップすることにより仕事から帰ってきた後の時間を音楽制作とかに充てたいと思ってのことだった。
でも金がないので外食で安く済ますには選択肢が限られていて、しばらくの間松屋と福しんを適当にローテーションする日々を送っていた。
そしたら完全にそのつけが回ってきて胃が終わってしまったのであった。
そろそろまた小松菜カレーの日々に戻らなければならないのかもしれない。

福しんから帰ってきて洗濯機を回し、散歩へ。

休みの日は昼食後近所をスケートで適当に滑りながらちょっと練習して怒られる前にまた移動して、みたいのをしばらくしていたのだが、ある日いつものようにいつもの路地裏で練習していたら、自分の頭上にあった家の窓がガラッと空き、「うるせーな……」とボソッと吐かれて窓が閉じられる、ということがあった。
完全に呪われたと思った(住宅地でスケートしているこっちが完全に悪いんですが)。呪いの言葉を吐かれたからにはもうこのスタイルはやめなくてはならない、と思って今後はスケートするときはパークまで行くことにしたのでありました。

ということでもう近所でスケートできないので代わりに散歩へ行く。
近所の川沿い(川といっても両側を高いコンクリ壁で囲った立派な用水路みたいなやつ)をてくてく歩いて15分ほど行くと大きめの公園が現れる。そこを通り抜けて大通りへ出てまた15分ほど歩いて家に帰るというお決まりの散歩コース。

散歩しながらこないだ友達が送ってくれた音源をiPodで聴く。めちゃくちゃかっこいい。

帰宅し洗濯物を干して、友達に音源の感想を書いて送る。

夜は色々音楽を聴いて過ごす。

石のようになってしまった胃を少しでもなんとかするためにスーパーで買ったきつねうどんと納豆を夕食とす。

昨夜少ししか眠れなかったので早めに床に就き23時半ごろ就寝。

以前はだらだら2時とかくらいまで起きていたが、最近早寝することを覚えた。セルフケアが非常に苦手な私が自分にできる数少ないケアのうちのひとつである。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / WHO CARES?
KUBOTA, TAKESHI / NEO CLASSICS
Jane's Addiction / Kettle Whistle
The Beatles / Past Masters vol.2
YOONKEE / ASIAN ZOMBIE
友達が送ってくれた音源
New Order / Low-life
New Order / Brotherhood
Fruity / SONGS
ULTRAMAGNETIC MC'S / THE BASEMENT TAPES 1984-1990

2025年1月26日日曜日

2025年1月25日(土)

2025年1月25日(土)

朝早めに起床。今日は予定がたくさんある日。

昨夜雨が降って、外は曇っており寒い。夜に寒いところに行くので暖かい格好をして出かける必要があるが、シャツを着てセーターを着てお気に入りのウールのジャケットを着てマフラーを巻いて行こうかな、と考えていたところ、ウールのジャケットが思った以上に薄手でこれで出かけるのはさすがに寒いだろうということで、代わりにダウンジャケットを着ることにする。
かわいくて暖かい冬物のアウターをあまり持っていないことに気づく。

家を出ると、やっぱり外はとても寒く、ダウンジャケットを着て正解だったと思う。

電車に乗り病院。
今担当していただいている先生が独立してご自身の病院を開業されるとのことで、この日が最後の診察となった。
この先生には今までとても親身になって診ていただいていたので、今までありがとうございました、とお礼を言って診察を終える。
薬は少しずつ減っている。

診察の後は半年に一度の採血と尿検査。
先日レジェンダリーなロック・ギタリストのジョン・サイクス氏が亡くなってしまったとのことで、ジョン・採血という無意味なフレーズが頭によぎる。
血と尿をしこたま採られた後、薬局で薬をもらい電車に乗り移動。

松屋にINして1ミリも食べたくないな……と思いながら牛めしの並・生野菜・生卵のセットをもそもそと食べる。『もそもそ』という擬音はまじでおいしくなさそうな響きがあるのですごいと思う。

食後喫茶店にINし、コーヒーを飲みながら少し本を読む。今は永井玲衣さんという哲学者の方の『世界の適切な保存』という本を読んでいる。
あらゆる事象を前にし、1秒ごとに少しずつ薄れて消えてしまっていく心のゆらぎ、目の前の人の発する言葉、考え、思いなどをいかに適切に保存するか、という途方もないような、祈りのような試みについて書かれた本。
とても瑞々しい筆致で書かれており、文章のなんてことのないような部分にも読んでいて思わず泣きそうになってしまう瞬間がある。

この喫茶店は禁煙なのだが人ひとりがやっと入れるみたいな小さな喫煙ブースが店の隅にあり、入った目の前の金属製の壁一面に排気口の細長い口がたくさん付いており、そこに『こちらに向かって煙を吐いて下さい』との注意書きが書かれている。
宇宙船内の喫煙ブースみたいだな、とここでたばこを吸うたびに思う。

時間がきて喫茶店を後にし、床屋。
この床屋さんに通ってもう10年になる。ここの店主のお兄さんの腕を完全に信頼している。
お兄さんもスケートをやっていて、私も最近スケートをがんばっているので、ノーコンプライ180ができるようになりたくて練習してます、とお兄さんに言ったら「それは足を降ろすときに身体をひねってこう……」と髪を切るのそっちのけでジェスチャーまじりに説明してくれたので、思わずにこにこしてしまう。

髪を切ってかっこよくしてもらったので電車に乗り遠出。人に会う約束がある。

電車の中では自分でつくったApple musicのプレイリストをずっと繰り返し聴いている。

最近は電車の中であまりスマホを見ないようにしている。ツイッターを見なくなったのが大きいが、インターネットの通信量を抑えたいという気持ちと、あとは普段の生活の中で何も考えずにぼーっとしている時間があまりにも少ないことに気づき、電車に乗っているときはスマホを見ず、本も読まず、音楽を聴きながらただ窓の外を流れる景色を見て過ごしている。

人に会い、ご飯を食べ、話をして、楽しい時間を過ごす。

その人は、人が書く日記を読むのが好きだ、と言っていた。何の変哲もない日常を書いたものを読むのが好きで、noteなどで書かれているものを定期的にチェックしている書き手の人が4人くらいいる、とのことだった。

自分も元ブロガー(?)で、このブログを見返したらけっこうな量を書いていて少し驚いたけど、人の目に触れるところで日記を書くって不思議なことだな、というシンプルなことを思った。

カート・コバーンは日記に自分の思いの丈やそれ以上のものを書いていたそうで、そしてその日記をわざと人の目に触れるような場所に置いていたという。
自分のことを分かってほしい。自分のことを知ってほしいという思い。話しても伝えられないこと、伝えきれないことを文章にし、それを読んでほしいという思い。

カートの気持ちはなんかちょっと分かる気がするけど、それってなんだかちょっとずるいな、という気もする。

日記を公開するということには、ある種の答えを自分から人に開示してみせる、という側面もあると思う。言葉で伝えきれなかったんですけど、あのとき自分はこう考えていて、こう思っていたんです。それを知ってください。分かってください。と人に開示すること。
それってやっぱりちょっとずるい気がする。

私は昔このブログであったこと全部を、自分が思っていること全部を書いていて、それは自分のスタイルだと思っていたのだけど、それはある種の暴力性もはらんでいて、誰かを傷つけることもある、ということを人から言われて知った。
全てを書く必要はないし、書くもの書かないものを選ぶことができる、ということを知った(バカ)。

39年生きてきて、もうすぐ40になるけど、人と話して人のことを知るのはとても難しいな、といまだに思う。
何かを間違えてしまったらすべてが壊れてしまうような気がして、壊れてほしくないものが壊れてしまったら自分も壊れてしまうので、大切に扱いたいと思って、発する言葉もすべてがおそるおそるといった感じになってしまう。
ひどく脆いものをおっかなびっくり扱って、それは簡単に壊れてしまいそうで、でもそれに触れたくて、そっと手を伸ばす。

割れものは手で運ぶ。

帰宅し友達とチャットで色々話して、上に書いたような自分の考えも伝えて、友達から「ただ幸せになればいいんだ」と言われてハッとする。
一番大事なことは驚くほどシンプルだったりする。

なんとなくThree 6 Mafiaを聴きながら友達とチャットして、風呂に入るの面倒だな、と思ってうだうだしていたけど、今日は床屋で整髪料をつけてもらっていたので、それを落として寝たほうがいいので、がんばってシャワーを浴びる。なんと3日連続で風呂に入っている。

過去の自分のブログに書いた日記を読み返していたら3時近くになってしまい、布団を敷き床に就くが疲れているはずなのになかなか寝付けない。

眠りがとても浅く、夜中何度も目が覚める。



■今日聴いた音楽
Rex Orange County / WHO CARES?
Apple musicの自作プレイリスト
Three 6 Mafia / Mystic Stylez
The Beatles / ACOUSTIC complete esher tapes
ほか