2017年3月20日月曜日

2017年3月20日(月・祝)@渋谷HOME 「しくじるなよルーディ#4」

2017年3月20日(月・祝)@渋谷HOME

talking lights presents
「しくじるなよルーディ#4」

Open18:30 / Start19:00
予約¥2,500 / 当日¥2,800(+1drink)

出演:
talking lights
The Broken TV
MCビル風


-----------------------

ワオワオ!かつて日本のオルタナギターポップバンドUNDER THE COUNTERを率いていた関谷謙太郎 & 朱雀佑輝が結成したtalking lightsという人生の酸いも甘いも嫌になるくらい噛み締めてきた大人が鳴らすひたすら真っ直ぐで誠実なギターロックバンドの自主企画に出演します!骨太なのに親しみも感じさせる、まるで近所に住むちょっと強面だけど気の良いあんちゃんのような……そんなバンド!MCビル風という人も出るらしい……この日は3マンなのでそれぞれの持ち時間も普段より長いらしい……。是非遊びに来て下さい!

-----------------------

2017年3月16日木曜日

ダニエル・ジョンストンと私

USインディーミュージック界の片隅に天使/悪魔のような存在のダニエル・ジョンストンというめちゃくちゃ良い曲やめちゃくちゃ良いドローイングを描くデブでキチガイのおっさんがいるのですが、僕はこの人のことが大好きで、ことあるごとに自分の人生に立ち現れては道を指し示すヒントを与えて、そしてまた幻のように消えていくのですが、初めて彼の存在を知ったのが大学一年生のころ、ベックが大好きで彼に影響を受けて創作活動に励む同学年の男の子に教えてもらったのでした。よれよれヘロヘロの歌声とカセットテープに直接吹き込まれたくぐもった音質で鳴り響く彼の曲は自分の知らなかった世界への扉を確実に開いてくれたのでありました。mixiが隆盛を誇っていたその頃、ダニエル・ジョンストンコミュニティに参加した私はそこの書き込みで、昔付き合っていた女の子にダニエル・ジョンストンのカセットテープを聴かせたところ、「わあ、この人の歌声は星くずが降ってきたみたいだね!」と言ったというのがあったのを未だに覚えているのでありんす。美しすぎる。その頃は自分が参加しているコミュニティのラインナップで相手(相手?)を威嚇するというカルチャーがありましたね。R.I.P.。そして彼の存在を知ってから少しして、「悪魔とダニエル・ジョンストン」という彼の半生を追ったドキュメンタリー映画が今は無き渋谷のライズXで上映されたのでありました。シネマライズは何で映画館のままではいられなかったんや!WWWなんてクソでしょ。ドリンクは高くて量は少ないしバーカンの兄ちゃんも愛想が悪いぞ。そんなことはどうでもいいんですが。映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」の話に戻りますが、当時ボンクラの友達と勇んでその映画を観に行って本当に衝撃を受けた。抗うつ剤と不摂生の影響でブクブクに太った巨体を揺らしながらピアノの前に座り狂ったように鍵盤を叩き付けるその姿。吸い殻で山盛りの灰皿を横目にブカブカ煙草をふかし、マウンテンデューを飲みまくるその姿。事実は小説より奇なりを地でいく彼の半生はひとときも目を離す暇も無いほど目まぐるしく進んでいく。数ある彼のエピソードの中でも一番自分の心を掴んで離さなかったのは、若かりしころ常にテープレコーダーを肌身離さず持ち歩いていたダニエルが、彼の愛する大好きな片思いの女の子に対して「ダニエル、愛してるわ」とカセットテープに吹き込んでくれと懇願する話。片思いだけど、そのテープを再生するときだけは彼女は自分に向けて愛の言葉をささやいてくれる。心底震えた。美しすぎる話ではないですか。その音声は、彼の極初期の作品の中で使用されていて実際に聴くことができる。涙なしには聴けない。言葉にならない……。何でこの話を書いたかというと、友だちから最近ダニエル・ジョンストンめっちゃ聴いてると言われて久しぶりに聴き返したら雪崩のように思いがあふれ出してきたからであります。

最後に僕が大好きな彼の曲 "Honey I Sure Miss You" という曲を紹介して終わりますね。さようなら。

Daniel Johnston "Honey I Sure Miss You"
https://youtu.be/bmRjGBFg1a0


Honey, I sure miss you,
And I long to kiss you
And I miss you so much.
Your loving touch
Brought out the best in me. 
Can you bring it back to me?
Cause I love you so much.

Your loving touch.
Every time I think about you
Love comes down.
But your still not around.

Honey i sure miss you.
And I wish you were here today,
Cause I want you so much.
Your loving touch.
Nothing more important to me.
No one anymore closer to me.
Cause I love you so much
Your loving touch.
Every time I think about you
Love comes down
But your still not around.

--------------------

愛する人よ、君が恋しい
君にめっちゃキスしたい
本当に寂しいよ
君の優しい手
それが最高の気持ちを呼び起こす
その気持ちをまたくれるかい?
君をめっちゃ愛しているから

君の愛しい手
君のことを想うたび
愛が降りてくる
でも 君はいないまま

愛する人よ、君が恋しい
君が今日ここにいたらいいのに
君がめっちゃ欲しいから
君の優しい手
こんなに大切なものは無い
こんなに近くの人はいない
君がめっちゃ好きだから
君の愛しい手
君のことを想うたび
愛が降りてくる
でも 君はいないまま

訳:MCビル風              
 

2017年3月4日土曜日

2017年3月4日(土) 『A.E.P. #54』

2017年3月4日(土)@北千住スタジオPACKS

A.E.P. #54』 

Start 18:00 Charge¥1,000

出演:

-----------------------

ワーオ!MEKARE-KARE & PRINCE RAINBOW 主催のマンスリー企画 "A.E.P." の第54回目(!)に出演します!MEKARE-KAREはドラム & ベースのミニマル硬質トランシ―なグルーヴを叩き付けてくるいかしたデュオ、楽器は少ないのに色んな景色が見える!!そしてPRINCE RAINBOWはかつて1000s of catsというとても素敵なバンドをやっていたその子ちゃん率いるグッドメロディーかつ少し憂いのあるメロディーを疾走感のある演奏でどこまでもドライヴさせていく正しきポップパンク/NWバンド!ティーネイジャーの頃に胸を抉られて全身脱臼しながら坂道を転げ落ちて泣き笑いするような感覚を味わったことのある人なら間違いなく胸の奥のストライクゾーンのど真ん中を射抜くバンドです。東京の片隅で自分たちの信頼のおけるカッコイイ人たちを呼び続けてはや54回目を迎えるこのA.E.P.、毎回確実に素晴らしい新しい出会いと発見があります!めちゃくちゃ良いイベントなんですよ!ぜひぜひお気軽に遊びに来て下さい!MCビル風という人も出るらしい……。

 -----------------------