朝から社長と二人で倉庫で出荷作業。
月に一度の大きめの出荷がある日で、極寒の倉庫の中黙々と商品をピックアップし梱包するという作業を延々と続ける。月の売上げの2/3を占める大事な仕事である。
集中して作業を続け、15時過ぎに全ての出荷の梱包が完了。
倉庫で後片付けをする社長を残し、私は事務所へ戻る。
倉庫での大量出荷の仕事は身体にひびく。特に寒い冬は。
冷え切った身体を甘ったるいペットボトルのカフェラテでより一層冷やしながら、事務仕事をする。
時間がきて定時に退勤。
戦いの後は酒で身を清める必要がある、ということで、夕飯にINした東秀でチューハイとにら玉をオーダー。なんとなく飲み始める。チューハイを3杯飲んだらメロウになってしまった。
麻婆豆腐丼を食べて締め。
酔っぱらってしまったのでスケートで帰ることはやめて、ひと駅歩いて帰る。
帰宅後冷たい畳の上で転がっているが、少し酔いがさめてきたところで頑張って風呂に入る。
1時前に就寝。
■今日聴いた音楽
クボタタケシワークスを集めたプレイリスト
μ-Ziq / Tango N'Vectif
ほか
2025年2月7日(金)
昨日で月に一度の仕事の山場を越えたのであるが、なぜか still 忙しい。
一生懸命働く。
今日はカウンセリングの日なので、15時に仕事を抜けて病院に行かなくてはならない。
それまでに可能な限り仕事を進めて、なんとかやっておきたいところまで終え、時間がきて事務所を出、電車に乗り病院へ向かう。
月に一度くらいのペースで受けているカウンセリング、一応今まで長いこと扱っていた自分の中での課題というのはいい感じに改善しつつあるということで、一応それはクリアーということになり、今後は私が抱えている別の問題・課題について取り組んでいくことになった。こちらも少しずついい方向に向かっていきますように。
カウンセリングを終えて病院を出ると、外がまだ少し明るい。日が少しずつ伸びている。早く春がきてほしい。
カウンセリングを受けた後、そのまま仕事を早退ということにして家に帰っても別にいいんだけど、毎度私は律義に会社に戻っている。
定時の30分前に会社に舞い戻り、残していた今日中にやらなくてはならない仕事を集中してこなす。
なんとかやらなくてはいけない仕事を全て終え、定時を30分過ぎて退勤。
金曜日の夜である。
渋谷のオルガンバーで毎月第一金曜日に行われている『number』というパーティーがあり、マイケルJフォクスさんとクボタタケシさんという私が敬愛するDJ二人がレギュラーでプレイするという超豪華なイベントなのだけど、両者とも大好きなDJなので、去年はちょくちょく遊びに行っていた。
最近しばらく行ってなかったし、大きい音で音楽が聴きたいし、何か久しぶりにそういったところに遊びに行きたいな、と思っていたので、一週間働いた疲労を感じながらもがんばってSIN CITY渋谷へ行くことに決める。
numberは基本的にケルマイさんことマイケルJフォクスさんとクボタタケシさんの二人でそれぞれ交代で一時間のセットを二度繰り返すという19時スタートの23時半終了というシンプルなパーティーで、両者のプレイするとてもいい音楽をじっくり堪能できる素晴らしいイベントである。
だがしかし!毎回遊びに行くたびやばいくらいお客さんがいない。フロアーに私ひとりしかいない、という状況がざらというか毎回そうで、22時を過ぎてようやく3~4人お客さんがやってくるかこないか、という感じなので、勝手ながらこれでやっていけてるのだろうか?と非常に心配になるイベントである。
大好きな二人のDJのプレイをひとりじめ状態で堪能できるというなんとも贅沢な状況なのだが、パーティーというよりはいい音楽を大音量でじっくり聴けるひとりリスニング会状態になってしまっている。とてもいいイベントなのでみんな遊びにきて!いい音楽がたくさん聴けます。私にも会えるときは会えます。
19時半過ぎにSIN CITY渋谷に到着し、お腹がぺこぺこだったので夕飯をすませてからクラブへ行きましょう、ということで、渋谷のお気に入りのケバブ屋さんでケバブラップとポテトのセットを食べる。ここのポテトはもちもちしてとてもおいしく、ケバブラップもとても絶品なのであります。食べ終えたら信じられないくらいお腹がいっぱいになってしまった。
金曜の夜の渋谷の喧騒を抜け、オルガン坂にあるオルガンバーへ。
店に入ると思ったとおりお客さんはおらず。クボタタケシさんがフロアーでプレイしている。
バーカウンターにケルマイさんがいて、久しぶりに挨拶する。
私がケルマイさんと初めて出会ったのは10年近く前のことで、最高のロックバンド、SFのフロントマン、タカチホさんが渋谷の7thFloorで定期的に開催していたパーティー『HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO』でのこと。
同イベントにレギュラーでケルマイさんと私MCビル風が出演しており、私の音楽をケルマイさんが気に入ってくれて、またThey Might Be Giantsなどのねじれたインディーロックなどセットに織り交ぜるケルマイさんのDJに痺れた私はケルマイさんのことを慕うようになったのでありました。
『HELLO GOODBYE~』もいったん終了?となり、ケルマイさんと会う機会もずいぶん減ってしまったが、ツイッターではお互いが何をしているのかなんとなく知っており、ケルマイさんが私の大好きなクボタタケシさんと二人でレギュラーのパーティー『number』を始めたのを知ったときは大変に驚いた。
わーこれは遊びに行きたいなあとずっと思っており、去年初めて行ったときにめちゃくちゃに楽しかったので、そこで久しぶりにケルマイさんに再会して私はとても嬉しかったのです。
というわけで今日この夜久しぶりに遊びにきた『number』、ケルマイさんと久しぶりに会い、「わービル風生きてたんだねー」といつもの飄々とした、でもやさしさのあふれる口調で言ってもらい、またカルダモンサワーというカルダモン焼酎をソーダで割ったおいしいお酒をごちそうになり、お互いの近況など話して再会を喜び合いました。
フロアーから流れてくるクボタさんのプレイを聴きながらケルマイさんとおしゃべりし、そろそろ交代の時間となり二人でフロアーへ。
ケルマイさんのプレイはニューウェイブ~ダブ多めでルースターズからのバービーボーイズという流れに痺れた(順番逆だったかも)。
相米慎二監督の大傑作映画『台風クラブ』でとても印象的に使われていたバービーボーイズの名曲『暗闇でダンス』をオルガンバーの暗いフロアーでひとりゆれながら聴いていたら、同映画で台風の中下着姿で踊り跳ねる中学生たちの姿がフラッシュバックし、なんだか胸がいっぱいになってしまった。
『その後の台風クラブ』、これは大学の映画研究会の友達Dくんが考えた映画のタイトルで、あの映画の中学生たちはその後どんなふうに人生を歩んだんだろう、と想像をかきたてるものである。このタイトルの響きは今も頭の片隅に残っている。
ケルマイさんのプレイするダビーなニューウェイブの音楽などでかい音で聴いていて、ああ、音楽ってどんなのでもいいんだよな、ということを感覚として思い出し、なんだか嬉しくなった。
自分は洗練された音楽をつくることができないんだけど、決して洗練なんてされていなくたっていいんだ、というパンクやニューウェイブのバンドたちの持つDIYアティテュードなどを久しぶりに思い出したのでありました。
自由にのびのびと自分のいいと思うものをつくろう、という気持ちになりました。
ケルマイさんのDJをフロアーでひとりきり(!)で堪能し、続いてクボタさんのターン。
四つ打ちのハウシ―なセットでじっくりと上げてゆき、そこからダブ~レゲエに移行していく展開はスリリングであった。
フロアーでひとり音楽に合わせて身体をゆらしていたら、かなり楽しくなってきて、ああ、今日は遊びにきてよかったなあ、また遊びにきたいなあ、と思う。
クボタさんのプレイも堪能し、再びケルマイさんのターンとなった23時過ぎ、ケルマイさんに挨拶してオルガンバーを出、帰路につく。
0時近くになって帰宅。
ネットで購入したLol Coxhillのライブ盤が届いていたのでそれを聴きながら就寝。
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numberのフライヤー |
■今日聴いた音楽
クボタタケシワークスを集めた自作プレイリスト
Apple musicの自作プレイリスト
思い出野郎Aチーム / PARADE
思い出野郎Aチーム / PARADE
Beastie Boys / Hello Nasty
Lol Coxhill / '85
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