2017年10月29日日曜日

2017年9月11日月曜日

Gofish - 肺

京都の「」という場所初めてライブを観たGofishさんの「肺」という曲が頭から離れない。

Gofish - 肺(Full Version)

2017年7月15日土曜日

2017年7月15日(土)@渋谷HOME ドンガンボンpresents「ボルケーノサウンズvol.2」

2017年7月15日(土)@渋谷HOME

ドンガンボンpresents「ボルケーノサウンズvol.2」


Open19:30 / Start20:00
Charge¥2,000(2drink込)

出演:
ドンガンボン
ガウディーズ

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日本の正しいロックバンド、ドンガンボンとガウディーズの2マンライブが行われます。ドンガンボンのステージにゲストとして数曲参加させてもらうことになりました。ドンガンボンとガウディーズ、本当に素晴らしいバンドなのでたくさんの人に観てもらいたいです。彼らの音楽に対する自分の思いは後日追記するつもりです。よろしくお願いします。

ということで、彼らの音楽に対する自分の思いを書いてみようと思います。正しくヤングアンドジェィディッドなバンド “健康” のフロントマンだったフカクシくんがバンドの活動休止後に初めは彼の宅録プロジェクトとしてスタートしたドンガンボン。健康のときは名前の付けられない感情を名前の付けられないままに持て余している状態を率直に表現した正しいロックバンドだった(ヤングアンドジェィディッドというのはもちろんベン・リー率いたNoise Addictの最初のアルバムのタイトルからの引用だ)、健康は学校帰りに好きな女の子が同じ電車に乗っているのに気づいたけど何だか気まずくてお互いに無視しあい別の車両に移ったということを歌にした正しいロックバンドである(その曲が入った健康のアルバムはこのサイトから無料でDLできます!早急に聴いて下さい!)。何の解決にも至ることのないまま永遠に輪郭をなぞり続ける。それこそが若さでバカさでしょう。パーティーとかじゃねえんだよな。方法はないんだよ……ということで前身バンドの健康は狂おしいほどに正しくヤングアンドジェィディッドなバンドであったが、ドンガンボンは打って変わって希望を見いだして少しずつでも前に進んでいこうという意志が感じられて初めて聴いたときはその希望のフレッシュさに涙したものである。ドンガンボンの大大大傑作である1st EP “シーザサン” がリリースされたときに私がコメントを寄せさせていただきました。誰も知らねえと思うが……。ちなみにこのコメントを考えているときにハイエースで事故を起こした。それこそどうでもいいが。もう四年前になるのか。ということで等身大の言葉でとか言うと途端に陳腐な響きになってしまうが、自分なんてどこまで行っても自分でしかないし、配られたカードで自分で考えて勝負していくしかないのである。そこでケチョンケチョンになりながらもまた次の日の朝に起きて新たな一日を生きる。どれだけうんざりしていようと。とても尊い……。ひとりの人間の生き様をポップに描写してたくさんの人に届く普遍性を勝ち得ているのがドンガンボンの、フカクシくんのソングライティングの妙味であって他の凡庸なバンドと一線を隠しているところである。極めて個人的な思いが3分未満のポップソングというフォーマットで歌い上げられたときに、たくさんの人の胸を打つ普遍性を持つというのがポップミュージックの一番の魅力であり感動するところなのだ。ドンガンボンの曲を聴くと私の言っている意味が分かるはずだ。私はどうしようもなく彼らの音楽を愛す。日々のあれこれに消耗しきってめちゃくちゃになったとしても、また翌日新しい一日が始まっていく限りは。

そしてガウディーズ。ガウディーズに対する思いも相当なものがある。空っぽの頭の中もしくは胸の中に吹く風をそのまま音楽にしたのがガウディーズである(Dinosaur Jrというバンドのクラシック “Green Mind” というアルバムをイメージしてもらえると分かりやすい。あれはメロウにもなれない状態の乾ききったJマスシスの荒涼とした心象風景をそのまま表したアルバムである。音楽的にはスタイルは全然違うが表現していることは同じである)。そこに各メンバーの音楽的なエッセンスとロックのダイナミズムを掛け合わせたときに生まれる絶妙なバランスが初期~アルバム “Glance at the Gaudies” リリース時の彼らの魅力だったのだが、そこからロック的なダイナミズム(音楽的な気持ちよさ)を捨て去ったときにフロントマンであるコーノくんの人生に対する昆虫採集のようなマッドな「観察」というスタンスで何かを表現していく本当の意味での無のバンドになった。何を言っているのか分からねーと思いますが、以前今の編成になってから初めてガウディーズのライブを見たときの衝撃と感想を当ブログにアップしているのでよろしければご覧ください。前後にキチガイのうわごとのような文章がたくさん書いてあって読みづらいですが……(http://mcbirukaze.blogspot.com/2016/10/2016101824.html?m=1)

明日の渋谷HOME、ぜひお気軽に遊びにいらして下さい。↓のリンクの彼らの曲もお時間ありましたらぜひチェックしてみてください。


ドンガンボン - ゴッド・スピード
ガウディーズ - 神様は全部見てる

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2017年7月10日月曜日

QL

何もかもがめちゃくちゃでつらくてつらくてどうしようもなかった昨日の日曜日、何とか洗濯物を干し終えることができたのは、隣のマンションの物置の上でうちのベランダから見えるところで猫がずっと寝ててくれたからなんだよな。向こうはただ寝てただけだけど、泣きそうになるくらいうれしかった。ありがとうございました。


2017年5月9日火曜日

2017年5月7日(日) DEV LARGE氏と私

昨夜外が明るくなってから眠りについたため、くそ浅い断続的な睡眠を繰り返し昼過ぎに起床。昨日のめちゃくちゃな継続飲酒のせいで地獄のような胃痛+下痢。くそばか。自業自得のため今日は酒を飲まないことにする。牛乳・バナナ・パンで朝食。去る5月4日がDEV LARGE a.k.a. D.L a.k.a. 大峠雷音 a.k.a. どまぐれ気質なハスラー坊主 a.k.a. DJ BOBO JAMES a.k.a. デエィエル a.k.a...(以下無限に続く) 氏の命日だったため、ブッダの人間発電所を聴く。D.L氏がこの世にいないことがものすごく寂しい。この世に残した膨大なD.Lワークスの数々だけでなく、氏の大きな人間性や唯一無二の世界観、そしてちょっぴりお茶目でキュートなところも含めて本当に偉大な人物であった。nuff respect。本当に大好きで尊敬しています。D.L氏がいなければ自分はHIPHOPにまつわるモノホンのイルネスにヤラれてしまうことはなかっただろう。ちなみに自分はかつてストリーつで氏を偶然見かけたことが2度ある。1度目は吉祥寺のユニオンで。氏は大量のレコードを抱えてレジで会計をするところで、会計を待つ間カウンター前に陳列してあったディスクユニオンロゴのトートバッグを静かな眼差しで入念にチェックしていたのが印象的であった。2度目はいつかのスチャの野音のとき。そのとき氏は怪我をしていたようで足にギプスを付け松葉杖をつきながら、キャップを被り静かに野音の周りを歩いていた。壮絶かつ濃密な時間を経てきた男だけが纏いうる静かで達観した超越的なオーラが氏の周りを包んでいた。もちろん自分は氏に話しかけることなど恐れ多すぎて全くできず、憧れの人を目の前にしたときの感激に胸をいっぱいにしながら、ただその場に立ち尽くすのみであった。そのころの自分はめちゃくちゃ人生に迷いまくっている時期で(今も全くままならないので本当にしょうもないのだが)、全ての文章がパンチラインである氏のイルすぎる最高すぎるブログ、CENTER9000を激!極!愛読し、それを人生の指針としていたのであった。とまあ色々とりとめのないことを思い出しながらメロウな気持ちになっていたのも束の間、人間発電所の歌詞カード最後のTHANKS欄の下にあるDEV LARGEの気持ちいいくらいにイキりきった宣戦布告の文章を読んで背筋がスッと伸びてめちゃくちゃニコニコした。とまあそんな塩梅で人間発電所を聴きながらD.L氏のことを考えていたら不思議と心が穏やかになってきたので、その後は洗濯をしたり数日振りにシャワーを浴びたり部屋を掃除したり溜まった食器を洗い膨大な酒の空き缶をゆすぎ米を炊いたりすることができた。もろもろ家事を済ませてシャーワーを終えたら夜の7時。味噌汁をあたため魚を焼き遅めの昼食とする。食後散歩がてら街のほうへ行く。ユニオンで何となくレコードを買い、本屋で何となくまんがを買った。トイレットペーパーや養命酒も買った。連休中ずっと寝たきりで過ごしていたため脚の筋力が激しく落ちており、足は上がらないわ歩いてるだけでフラフラするわで散々だったが、道中ずっととりあえず自殺だけはしないように頑張ろうと考えていた。明日の弁当に入れる惣菜などもスーパーで買い求め、帰宅後買ったレコードを聴きながらまんがを読み、味噌汁だけ温めて食べ遅い夕食とし、風呂を沸かし入り就寝。とりあえず自殺だけはしないように頑張ろう。

2017年4月29日土曜日

2017年4月29日(土)@武蔵小山AM-A-LAB AM-A-LAB 7周年パーティー 「ムサシコヤマのゆかいな仲間たち」

2017年4月29日(土)@武蔵小山AM-A-LAB
AM-A-LAB 7周年パーティー 「ムサシコヤマのゆかいな仲間たち」


Start 16:30~ 
※Charge Freeですがおいしいジャークチキンがめちゃくちゃおいしいので是非食べてみて下さい!

出演:
金堀場猛
Masa-T
Masahiro Takahashi
Instanter(from Olympia,USA)
MCビル風
李ペリー
E-mura(Bim One Productions)
K(from Sendai)


武蔵小山の最高すぎるジャークチキン屋さんアマラブの7周年パーティーに出演させていただくことになりました!4/29(土)と30(日)の2daysでの開催で、アマラブで行われるDJ & ライブ以外にも近隣のお店やスタジオにて色々楽しい催しがあるようです!イベント全体の詳細についてはこちらのページでご確認下さい!アマラブのジャークチキンはほっぺたが何度落ちても足りないくらいにおいしいので是非食べてみて下さい!鶏肉料理の概念を覆されること請け合いです!

アマラブ名物ジャークチキン。めちゃくちゃおいしい!photo by 内田るん


2017年4月16日日曜日

2017年4月16日(日)@六本木VARIT 「ROPPONGI VARIT. day time showcase!」

2017年4月16日(日)@六本木VARIT

ROPPONGI VARIT. day time showcase!


Open12:30 / Start13:00
Charge¥2,000(+1drinkオーダー)

出演:
ドンガンボン
MCビル風

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ウララァ(ジェロニモ)!日本の正しいロックバンド、ドンガンボンとの2マンライブが決まったっちゃ!ヤング & ジェイディッド(ただし希望あり)なグッドポップミュージックを奏でるドンガンボンは、春の暖かな空気にきっとよく似合うだろう。新しい何かが始まりそうな予感をきっと君の胸に届けるだろう。MCビル風という人も出るだろう。2マンなのでお互いに普段よりも長めのセットでライブをすることだろう。※[4/14追記]すいません、この日のライブは2マンの公演ですが同会場にて夜に通常のライブが入っているため、それぞれの持ち時間はロングセットではなくいつも通りの30分です。お詫びして訂正致します。

ドンガンボンとにかく本当に最高なのでライブを観て震えて下さいね。ド昼のライブなので開演時間にはご注意下さいね。

2017年4月7日金曜日

2017年4月7日(金)@恵比寿BATICA "BATICA 6th Anniversary​ × 人間​"

2017年4月7日(金)@恵比寿BATICA

"BATICA 6th Anniversary​ × 人間​"

OPEN 21:00 ~ 朝まで
ENTRANCE:DOOR ¥1000/AFTER 24:00 ¥1500

S​PECIAL GUEST​ DJ:​
DJ DIRTYKRATES a.k.a. ZEEBRA
https://zeebra.amebaownd.com/
HOST:
原島“ど真ん中”宙芳
METEOR
GUEST:
GAPPER
チミドロ
丸省
NINJAS
butaji
doooo(CreativeDrugStore)
即尺モルタル
Lui Hua
KOYANMUSIC
Chaos On Parade
椎野
Chika-C The Neckst
CHIN-HURTZ
田代タツヤ
Gimmie(伝説建設 / RGF)
Beee Merge(The S.I.M.S)
Tomobitch
JayCee & Discourse
ビル風
Groove Factory
candle
荘子it
Luka
風来坊
TOHRU
ITO
YOP
ちん花
MR炭酸
FOOD:
痛風亭

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2017年3月20日月曜日

2017年3月20日(月・祝)@渋谷HOME 「しくじるなよルーディ#4」

2017年3月20日(月・祝)@渋谷HOME

talking lights presents
「しくじるなよルーディ#4」

Open18:30 / Start19:00
予約¥2,500 / 当日¥2,800(+1drink)

出演:
talking lights
The Broken TV
MCビル風


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ワオワオ!かつて日本のオルタナギターポップバンドUNDER THE COUNTERを率いていた関谷謙太郎 & 朱雀佑輝が結成したtalking lightsという人生の酸いも甘いも嫌になるくらい噛み締めてきた大人が鳴らすひたすら真っ直ぐで誠実なギターロックバンドの自主企画に出演します!骨太なのに親しみも感じさせる、まるで近所に住むちょっと強面だけど気の良いあんちゃんのような……そんなバンド!MCビル風という人も出るらしい……この日は3マンなのでそれぞれの持ち時間も普段より長いらしい……。是非遊びに来て下さい!

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2017年3月16日木曜日

ダニエル・ジョンストンと私

USインディーミュージック界の片隅に天使/悪魔のような存在のダニエル・ジョンストンというめちゃくちゃ良い曲やめちゃくちゃ良いドローイングを描くデブでキチガイのおっさんがいるのですが、僕はこの人のことが大好きで、ことあるごとに自分の人生に立ち現れては道を指し示すヒントを与えて、そしてまた幻のように消えていくのですが、初めて彼の存在を知ったのが大学一年生のころ、ベックが大好きで彼に影響を受けて創作活動に励む同学年の男の子に教えてもらったのでした。よれよれヘロヘロの歌声とカセットテープに直接吹き込まれたくぐもった音質で鳴り響く彼の曲は自分の知らなかった世界への扉を確実に開いてくれたのでありました。mixiが隆盛を誇っていたその頃、ダニエル・ジョンストンコミュニティに参加した私はそこの書き込みで、昔付き合っていた女の子にダニエル・ジョンストンのカセットテープを聴かせたところ、「わあ、この人の歌声は星くずが降ってきたみたいだね!」と言ったというのがあったのを未だに覚えているのでありんす。美しすぎる。その頃は自分が参加しているコミュニティのラインナップで相手(相手?)を威嚇するというカルチャーがありましたね。R.I.P.。そして彼の存在を知ってから少しして、「悪魔とダニエル・ジョンストン」という彼の半生を追ったドキュメンタリー映画が今は無き渋谷のライズXで上映されたのでありました。シネマライズは何で映画館のままではいられなかったんや!WWWなんてクソでしょ。ドリンクは高くて量は少ないしバーカンの兄ちゃんも愛想が悪いぞ。そんなことはどうでもいいんですが。映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」の話に戻りますが、当時ボンクラの友達と勇んでその映画を観に行って本当に衝撃を受けた。抗うつ剤と不摂生の影響でブクブクに太った巨体を揺らしながらピアノの前に座り狂ったように鍵盤を叩き付けるその姿。吸い殻で山盛りの灰皿を横目にブカブカ煙草をふかし、マウンテンデューを飲みまくるその姿。事実は小説より奇なりを地でいく彼の半生はひとときも目を離す暇も無いほど目まぐるしく進んでいく。数ある彼のエピソードの中でも一番自分の心を掴んで離さなかったのは、若かりしころ常にテープレコーダーを肌身離さず持ち歩いていたダニエルが、彼の愛する大好きな片思いの女の子に対して「ダニエル、愛してるわ」とカセットテープに吹き込んでくれと懇願する話。片思いだけど、そのテープを再生するときだけは彼女は自分に向けて愛の言葉をささやいてくれる。心底震えた。美しすぎる話ではないですか。その音声は、彼の極初期の作品の中で使用されていて実際に聴くことができる。涙なしには聴けない。言葉にならない……。何でこの話を書いたかというと、友だちから最近ダニエル・ジョンストンめっちゃ聴いてると言われて久しぶりに聴き返したら雪崩のように思いがあふれ出してきたからであります。

最後に僕が大好きな彼の曲 "Honey I Sure Miss You" という曲を紹介して終わりますね。さようなら。

Daniel Johnston "Honey I Sure Miss You"
https://youtu.be/bmRjGBFg1a0


Honey, I sure miss you,
And I long to kiss you
And I miss you so much.
Your loving touch
Brought out the best in me. 
Can you bring it back to me?
Cause I love you so much.

Your loving touch.
Every time I think about you
Love comes down.
But your still not around.

Honey i sure miss you.
And I wish you were here today,
Cause I want you so much.
Your loving touch.
Nothing more important to me.
No one anymore closer to me.
Cause I love you so much
Your loving touch.
Every time I think about you
Love comes down
But your still not around.

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愛する人よ、君が恋しい
君にめっちゃキスしたい
本当に寂しいよ
君の優しい手
それが最高の気持ちを呼び起こす
その気持ちをまたくれるかい?
君をめっちゃ愛しているから

君の愛しい手
君のことを想うたび
愛が降りてくる
でも 君はいないまま

愛する人よ、君が恋しい
君が今日ここにいたらいいのに
君がめっちゃ欲しいから
君の優しい手
こんなに大切なものは無い
こんなに近くの人はいない
君がめっちゃ好きだから
君の愛しい手
君のことを想うたび
愛が降りてくる
でも 君はいないまま

訳:MCビル風              
 

2017年3月4日土曜日

2017年3月4日(土) 『A.E.P. #54』

2017年3月4日(土)@北千住スタジオPACKS

A.E.P. #54』 

Start 18:00 Charge¥1,000

出演:

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ワーオ!MEKARE-KARE & PRINCE RAINBOW 主催のマンスリー企画 "A.E.P." の第54回目(!)に出演します!MEKARE-KAREはドラム & ベースのミニマル硬質トランシ―なグルーヴを叩き付けてくるいかしたデュオ、楽器は少ないのに色んな景色が見える!!そしてPRINCE RAINBOWはかつて1000s of catsというとても素敵なバンドをやっていたその子ちゃん率いるグッドメロディーかつ少し憂いのあるメロディーを疾走感のある演奏でどこまでもドライヴさせていく正しきポップパンク/NWバンド!ティーネイジャーの頃に胸を抉られて全身脱臼しながら坂道を転げ落ちて泣き笑いするような感覚を味わったことのある人なら間違いなく胸の奥のストライクゾーンのど真ん中を射抜くバンドです。東京の片隅で自分たちの信頼のおけるカッコイイ人たちを呼び続けてはや54回目を迎えるこのA.E.P.、毎回確実に素晴らしい新しい出会いと発見があります!めちゃくちゃ良いイベントなんですよ!ぜひぜひお気軽に遊びに来て下さい!MCビル風という人も出るらしい……。

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2017年2月10日金曜日

甲州街道

甲州街道を新宿方面から調布方面へ向かって走り、環八を渡って側道へ入って少し行ったところに佐川急便の杉並営業所がある。かつてブラック企業で働いていたころ、その日のうちに出荷しなければならない荷物がどうしても集荷の時間に間に合わず、仕方がないので社用のハイエースで上記営業所まで一走りして出荷の荷物を持ち込み、その日の出荷に何とか間に合わせるということが結構な回数あった。確か19時半だか20時までに持ち込めばセーフだったように思う。巨大な佐川杉並営業所の脇にハイエースを停め、でかい荷物を抱えてベルトコンベアでその日集荷してきた貨物がギャンギャンに回っている最中泣きながら受付に突進していく。何とか間に合うと建物脇にある自販機でマウンテンデューやよく分からない炭酸飲料を買い求め、車内で一息入れたのち会社まで帰った。甲州街道の真上には首都高が走っている。同じ会社に勤めていたころ出張が多かった。ハイエースを運転してとにかく日本中あちこちへ行くのだが、夜通し車を走らせて大阪まで行かなくてはならないときがあり、車もまばらな真夜中の東名高速を西へ向けてひた走っているときに佐川のトラックなど見かけると何だかホッとするような不思議な気持ちになったりもした。とにかく夜中の高速はトラックばかりが走っている。思わず日本の物流業界について思いを馳せてしまう。オレンジの街灯が照らす甲州街道を何度も車で行ったり来たりした。毎日わけが分かっていなかった。ある大雪の降った日、青葉インターから東名に乗る入り口がクソ大渋滞になっていて、まったく車の列が動かずウンともスンともいわないので往生してしまったときがあった。真夜中何時間も車の列に並び小便をずっと我慢していた。もう漏らす!と思っていたが漏らした記憶がないので何とかどうにかなったらしい。仕事がめちゃくちゃ忙しいと甲州街道や環八や環七、246をハイエースで泣きながら爆走していた日々を思い出す。いくら過去につらい経験を沢山してきていようがバカはバカのままである。時間だけがただ一様に過ぎていく。

2017年1月23日月曜日

2017年1月6日(金) - 1月10日(火)

2017年1月6日(金)

結局南極いつも乗っているスケボーのベアリングを洗浄してからウィールに組み込んで取り付けというのが出来ていないため、工具を持ってウィールのついていないスケボーを抱えて駅まで小走りで向かう。ギリギリでいつもの電車に乗り込み仕事へ。昼はきつねそば¥550。食べ終えてお会計をしたときに店のおばちゃんから年賀ということで七味とうがらしの小瓶をもらう。思いがけないことだったので嬉しい。そして会社近くの公園にてベアリングをウィールに取り付ける作業。ウィールの穴がキツくてうまく取り付けられない場合はベアリング用のオイルを数滴穴に垂らすとすんなり取り付けられる。無事取り付け終了。4つのウィールをスケボーに取り付け会社へ戻る。仕事が忙しいがどうにか片付けて15時半ごろに早退させてもらう。一路羽田空港へ。不思議な縁でHULAHOOPERSというスケートクルーの皆さんの韓国ツアーへ同行させてもらうことになった。HULAHOOPERSの皆さんが韓国のスケートシーンを題材にして制作した "CLEVER PEOPLE" というドキュメンタリーの完成披露パーティーへ赴くためというのが今回の旅の主目的である。韓国はソウルで過ごした3日間は大変刺激に満ちた素晴らしいものになった。この韓国ツアーの詳細はいずれzineにしたいと思っている。

2017年1月7日(土)

韓国にいる。気が狂いそうになるくらい楽しい。昼間CULT PARKというソウルのはずれの方にあるスケートパークでみんなで滑る。とても滑りやすくセクションも充実した素晴らしいパークでとても楽しい。夜はその "CLEVER PEOPLE" の完成披露パーティー。ドキュメンタリーはとても素晴らしい内容だった。自分のヒーローである韓国のアーティスト、Yoonkeeもそのドキュメンタリーに出演しており、このパーティーでライブを行った。ライブ終了後にYoonkeeと色々話した。自分がいかに彼の作る音楽が好きかということをつたない英語で一生懸命伝える。一緒にサムギョップサルも食べる。彼の音楽を10年以上にわたり愛聴し続け、ついにこの日実際に会うことができたのであった。感慨もひとしおで、ふわふわした本当に夢のような時間だった。すごくすごく嬉しかった。

大好きなYoonkeeと Photo by Seoung(dooonuts)
Photo by 이한민 (@hotminator)

2017年1月8日(日)

韓国にいる。気が狂いそうになるくらい楽しい。全く帰りたくなかったが仕方なく夜の飛行機で韓国から羽田へ帰る。夜中フッドへ帰り着く。

2017年1月9日(月・祝)

この日は春日部で実家の新年会が催されるため旅の後だが朝早く起床し終わりながら支度をして一路春日部へ。昼から酒を飲んでめちゃくちゃになってしまう。鬱が加速し実家で昼寝したのち前回持って帰ることができなかったレコードDVDを抱えて東京へ帰る。気が滅入りすぎてやばい。

2017年1月10日(火)

仕事。鼻水が一日ズビズバいう中仕事をしていたら、それを見かねた社長が近所の病院へ行ってきなさいと言ってくれたので、お言葉に甘えて夕方仕事の途中で会社近くの病院へ行かせてもらい薬をもらってくる。年末年始の心身の疲れが一気に出てしまったのであった。