2016年9月27日火曜日

2016年9月24日

雨の土曜日。毎日毎日毎日毎日雨。ここ最近の破れかぶれな暴飲暴食粗食のため体調悪く腹も下す。夏に外国へ旅行してきた友人のTさんよりお土産をいただけるということで、午後に会う約束をしていた。自分が元気ないのを心配して以前からメールをいただいたりしており、それらがとてもありがたく、また嬉しかった。さらにこの雨の中わざわざ自分のフッドまで足を運んで下さるというのでとても恐れ多い。ありがたい限りです。気合でシャワーを浴び雨の中駅まで向かう。ギリギリまでベッドから起き上がれず家を出るのが遅くなり約束の時間から少し遅れてしまった。駅構内で文庫本を読んでいたTさんと久々の再会。被っているNASAのキャップがいかしている。Tさんのリクエストによりこのブログにたびたび登場するフッドのチャイニーズレストランにて遅めのランチ。色々世間話などしつつご飯を食べるが仕事以外で人と会うのが何だかすごく久しぶりのような気がしてどこか緊張してしまう。さらに腹を下しているのに自分はサンラータンメンなど刺激たっぷりのお腹に悪そうなものをうっかり頼んでしまった。しかし久しぶりに会うTさんは仕事は忙しそうだが相変わらず心の優しい穏やかなナイスガイであった。食後フッドのメインストリートを散歩。古本屋に立ち寄ったりやばそうな喫茶店を探したり、自分ひとりでは見過ごしてしまっていたわがフッドの魅力を再発見する。ひとしきり散歩を終えてドトールでひと休み。いよいよお土産タイムと相成るわけだがTさんの提唱するお土産システムというエポックメイキングな制度があり、Tさんが旅先で買ってきた様々な面白い素敵なものたち(市場で買った陶器や文房具や洗濯ばさみやお菓子や種々雑多な品々etc, etc...)を広げて順々にそれにまつわる解説をしてくれる。そして欲しかったらそのお土産をもらえて欲しくなければもらわなくていいという、非常にシンプルだが大変に太っ腹な企画なのである。Tさんの非常にきめ細やかで豊かな感性によりチョイスされたお土産の数々は実に素敵なものばかりでついあれもこれも欲しくなってしまうが、自分よりももっと有効に使う人がいるだろうとか考えると片端からもらわずに、本当に琴線に触れたものだけありがたくいただくというスタンスで自分はこの度のお土産分配に臨ませていただいた。Tさんがこの夏に旅したのは中央アジアの国ウズベキスタン。タブレットで撮影した様々な写真を見せてもらい色々話を聞くだけでもとても面白い。写真に写っている空がどれも抜けるような青空なのが心に残った。さらには旧ソ連時代のモダンな建築物の数々も見慣れぬデザインのものばかりでとても面白い。今回のTさんの旅の目玉としてウズベキスタンの奥の奥の方に湖が干上がって今は砂漠になっており、廃船が砂漠の中にぽつんと置かれている場所に行ったと聞き、その行動力に感服する。自分は全く行動力がないので外国に一人旅で行くとか到底できない。素敵なお土産をいただき楽しい話もたくさん聞いて、夕飯の時間くらいにお開きとなった。ドトールを出るころには昼間降り続いていた雨は止んでいる。休みの日はずっと家で横になっているのが久しぶりに縦になり歩き回ったりしたので少し疲れてしまったが、しかし大分心が軽くなった。Tさんと会い話したおかげで元気が出て、溜まっていた使用済みの食器を洗い、5万年ぶりに自炊することに成功した。さらには寝る前に風呂を沸かし入浴することもできたので本当にTさん様様である。いただいたお土産をひとしきり眺めて遠いウズベキスタンに思いを馳せつつ就寝。

0 件のコメント:

コメントを投稿