2025年1月31日金曜日

2025年1月30日(木)

2025年1月30日(木)

8時半ごろ起床。朝食をとり仕事へ。
今日は荷物があるのでスケボーは持っていかず。

仕事がすごく暇で、注文が全然ないので売上げがけっこうやばく、またやらなければならない仕事もあらかた終わってしまっているのですることがない。これはこれでとても疲れてしまう。

私の働いている業界についてのことが人気まんがの『アフロ田中』に出てくるのを発見し、ウェブで読めるので社長に教えてあげる。
私の席のPCで一緒に読むのだが、社長が話の中に出てくるギャグで笑っていたのに驚いた。まず彼がまんがの読み方を知っているのに驚いた。『のらくろ』くらいしか読んだことがないのかと思っていたので、まさか彼が現代のまんがを読めるとは思っていなかった。
明らかに普段まんがを全然読んでいないであろう社長を笑わすことのできるのりつけ雅春先生はすごい。

午後中暇すぎるので社長は中国でEV車をつくりまくったけど全然売れなくて、どっかの山の中に新車のEV車が膨大な数放置されているとかいうニュースの動画をYouTubeで見ている。その動画が終わって出てきた中国雑技団みたいな団体の来日公演の広告をクリックして公演情報を見て、前の方の席は3万円するけど1万円の席は3階だよ。1万円の席でちゃんと舞台が見えるのかなあ。とか言っているので、ちゃんと見たかったら3万円払いましょう、と答える。無のやり取り。

私はといえばネットでたまたま見つけたスケートショップでめちゃかわいいデッキが売られているのを発見し、どうやらSkateboard Cafeというブランドのものらしく、初めて聞く名前だけど、オフィシャルサイトを見たらめっちゃおしゃれでかわいくかっこいいブランドだった。

Skateboard Cafe Official Site → https://skateboardcafe.com/

2008年くらいから始まったUKのブランドなのだそう。このBuddy Deckというのがかわいい。ほしいなあ。YouTubeに上がっているビデオもかっこいい。

ヨーロッパのスケーターはアメリカのスケーターとちょっと雰囲気が違う。もっといえば同じヨーロッパでも北欧のスケーターとUKのスケーターはちょっと雰囲気が違う。
UKのスケーターは身のこなしがとても洗練されていてクールだ。ファッションや映像の雰囲気によるものも大きいと思うが。
アメリカはスケートボード大国なので星の数ほどスケーターがいて、ブランドもスタイルも無数にあるが、どこかいなたさがあると思う。
ヨーロッパのスケーターは全体的にシュッとしている。

とまあ暇を持て余していたけどそれなりにこんな収穫(?)もあり、なんとなくやるべき仕事を見つけて手を動かしてようやく定時がきて退勤。

お気に入りの白いスニーカーが汚れていて、ずっと気になっていたのだが、ラッパーなら常にスニーカーとスキルは磨いておく必要があり、常に足元のNIKEはぴかぴかの真っ白でなくてはならないので、どうにかしたいと最近ずっと思っていた。私はNIKEは好きではないので履かないが。

先日会社の近くにあるコインランドリーでスニーカー用の洗濯機と乾燥機があるのを目ざとく発見して、ここで洗ったらきれいになるかな……と思って、今日は仕事のあとそこでそのスニーカーを洗おうと思って持ってきていたのだった。

そこのランドリーは去年か一昨年できたばかりでかなりきれいなのだが、とんかつ屋のさぼてんが潰れてそのあとにできた店で、改装作業中の建物の前を通るたびにここには何ができるんだろう?願わくばおいしいご飯屋さんであってほしい、と思っていたのだが、できたのがコインランドリーだったときは大変がっかりした。

しかしまさかそのがっかりランドリーがスニーカーが汚れて困っている私を助けてくれることになろうとは。

少し前にスニーカー専用の洗濯機ってどんなものかな、と思って仕事の昼休みに店に入って見てみたことがあったのだが、店の自動ドアが手をかざして開くタイプで、そのときスニーカーの洗濯機ってこれかあ、と思って確認の済んだ私は店を出て会社に戻ろうとしたのだが、自動ドアの『ここに手をかざしてください』のところにいくら手をかざしてもうんともすんとも言わず、どうがんばってもドアが開かないので途方に暮れてしまった。

開かないドアを前に絶望しながらたたずんでいた私を見かねて、入り口のそばの椅子に座ってコロッケを食べながら洗濯の終わるのを待っていた女性が立ち上がってドアにサッと手をかざして助けてくれて、ドアが無事開いたので私は恥ずかしくなって笑ってしまって、「デュフフ、どうもありがとうございます」と彼女に告げ、店をあとにしたのであった。彼女は私の命の恩人だ。

ということで仕事のあと汚れたスニーカーを持ってランドリーにやってきた私は中に入ったらちゃんと出られるかなあ、と心配だったのだが、なんとここのランドリーはwifiも完備しているので、その気になったら住めるからいいか(?)とも思っていたが、もしドアを開けられなくても人が来た瞬間に入れ替わりでドアから出たら大丈夫か、とも思い、安心してスニーカーを洗濯機にぶちこんでコインを投入した。もし私と入れ替わりに入ってきた人が出られなくなっても、その人もまた別の人が入ってきたときに入れ替わりに出られるだろう。なんかそんな映画あったよね。誰かを犠牲にしないと自分は助からないというやつ。入ってきた者を閉じ込める、恐怖の人食いランドリー。そんな映画ないか。

洗濯機を回している間、Apple musicでFlaming Lipsの編集盤『Heady Nuggs: Clouds Taste Metallic 20 Years Later』を聴く。
そのタイトルのとおり、彼らの名作アルバム『Clouds Taste Metallic』とそれにまつわるEPや未発表ライブなどを集めた作品で、CDだと3枚組、レコードだと5枚組というすごいボリューム。
未発表の当時のライブ音源がすさまじい。ドラマーのStevenの爆裂ドラムが本当にやばい。規格外。彼のドラムはまぎれもないB-BOY BREAKSだと思う(?)。

20分がたち洗濯が終わったので、きれいになったかな……とどきどきしながら洗濯機を開ける。
そしたら……まあまあきれいにはなっていたけど、気になる箇所の汚れはまだ少し残っていた。うーんと思ったけど、今日のところはこれでよしとして、乾燥機にかけて、それが終わるまでの間に夕飯を食べることにする。

東秀にINしてダブル餃子定食のご飯少な目をもそもそと食べる。
食べている間、乾燥機の中のスニーカーが盗まれやしないかと思って気が気じゃなかった。

ご飯を食べ終えてランドリーに戻るとスニーカーはちゃんとあったのでほっとした。
乾燥が終わり、セブンイレブンでタワレコのオンラインショップで買ったレコードを受け取り電車に乗り帰宅。

玄関に先ほど洗ったスニーカーを置くが、やはりまだ少し残っている汚れが気になる。明日も洗おうかな……。

帰宅しひと息ついたらブログを書く。

ティーンエイジャーのときに愛聴していたバンド、The Promise Ringの『Electric Pink』という曲の歌詞を訳してみた
hookの「I feel electric pink in the cheek」という表現がすごく好きで、私も電流を感じたら頬がピンクに染まるので、自分がそうなったときに度々この曲が頭の中で流れていた。

The Promise Ringは90年代中ごろ~00年代初頭に活動していたアメリカのバンドで、いわゆるemocoreと呼ばれるジャンルのバンドである。私がティーンエイジャーだった00年代初頭、The Get Up KidsやJimmy Eat Worldをはじめとするエモコアという音楽が流行っていた。

私もそのジャンルをなんとなく好きでそこそこ色々なバンドの作品を聴いていたが、中でも抒情的なメロディーで膝を抱えてうずくまった姿勢のまま高速道路を疾走するようなサウンドのThe Promise Ringは私のお気に入りだった。

ということで『Electric Pink』という曲は、hookはどんなこと歌っているのかなんとなく分かっていたけど、他の部分ではどんなことを歌っているのか知らなかったので、訳してみたらちょっと不思議な歌詞だった。

今はなきパンクミュージックを扱っていた月刊誌DOLLを愛読していた高校生の私は、そこに載っていたエモコア特集にThe Promise RingのソングライターでありフロントマンのDavey von Bohlenのインタビューが確か載っていて、そこで彼が影響を受けた作家としてジョン・スタインベックを挙げていたので、それを読んだ私は地元の駅前のTSUTAYAでスタインベックの『ハツカネズミと人間』の文庫本を買ったのだった。
どんな話だったかよく覚えていないが、シンプルで素朴な文体でタフな現実を淡々と描いていて面白かったように思う。『ハツカネズミと人間』というタイトルだけど『ガンバの大冒険』みたいな話ではなかったように思う。

ブログを書き終えたらもういい時間だったので着替えて0時前に就寝。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / The Alexander Technique
The Flaming Lips / Heady Nuggs: Clouds Taste Metallic 20 Years Later
The Promise Ring / Electric Pink

2025年1月30日木曜日

2025年1月29日(水) Electric Pink



The Promise Ring / Electric Pink

 
I live on a small street with very small shoes
But in a big house with a big wardrobe
I've got the whole world in my hands
It's a small world after all

And there's not much to say on five bucks a day
And there's no other way so we're just hanging around
For the weekend to come
We're all hungry and dumb for Friday

*So yeah, I feel electric pink in the cheek
We look like animals seven days a week
I feel electric pink in the cheek
I'm too polite and maybe you're too brief

Please don't press that we dress
High heels and loud shoes are a mess
Step out with quiet feet and now I'm pleased to meet
Meeting is so hard to do when you're dead

*repeat

Between a wink and an earthquake
There are conversations
Complications go on, on, and on

I pretend that I understand my hands
And the rest are only a test
To be paid to be pressed
When we end we will be softly kissed

So yeah, I feel electric pink in the cheeks
We look like animals seven days a week
I feel electric pink in the cheeks
I'm too polite and maybe you're too brief

 I feel electric pink in the cheeks
We look like animals seven days a week
Yeah what did you think that I would be feeling?
Electric pink

Yeah, yeah, yeah, what did you think
that I would be feeling?
Electric pink

Yeah, yeah, yeah, now what did you think
that I would be feeling?
Electric pink, electric pink

I live on a small street stepping out with quiet feet


////////////


僕は小さな通りに住んでいる とても小さい靴を履いて
だけど 家は大きくて 大きな洋服だんすもある
手の中に世界の全部を持っていた
小さな世界なんだけど

それで1日5ドルじゃ そんなに言うこともない
他に方法もないから 僕たちはただぶらぶらしてる
来たるべき週末のために
僕たちはみんな 腹が減ってばかになる 金曜日のために

*だから、ああ、電流を感じて 頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
電流を感じて 頬にピンクがさす
僕は礼儀正しすぎて 君はそっけなさすぎるのかも

僕たちに着飾らせないで
ハイヒールとうるさい靴はひどいもんだ
忍び足で抜け出そう 僕は会えて嬉しいよ
会うのはとても大変なこと 君が死んでいるときは

*繰り返し

ウィンクと地震の間に
会話がある
こんがらがったことは どんどん続いていく

僕は自分の手のこと 分かってるふりをする
それで残りはただの
お金をもらうために強いられるテストだって
僕たちが終わるとき やさしくキスされる

だから、ああ、電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕は礼儀正しすぎて 君はそっけなさすぎるのかも

電流を感じて 両の頬にピンクがさす
僕たちは動物みたい 1週間に7日
ああ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク

ああ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク

ねえ、僕がどう感じるだろうって思った?
エレクトリックピンク エレクトリックピンク

僕は小さな通りに住んでいる 忍び足で抜け出すんだ


(訳:MCビル風)

2025年1月29日水曜日

2025年1月28日(火)

2025年1月28日(火)

8時半ごろ起床。朝食をとり出勤。

仕事が暇なので、仕事をしているフリをしながら隣の席の社長にバレないようウィンドウをめちゃ小さくしたメモ帳にブログに載せる日記を書いていたら、社長に「何書いてるの?」と聞かれて冷や汗をかく。メモです……仕事の。と超適当に答えたら、ふうん、と納得していた。

午後から社長が倉庫へ出荷作業に行ったため、事務所に私ひとりになったのでYouTubeでメムフィスのプロデューサー、Blackoutのプロデュース曲を集めたプレイリストを流しながら仕事をする。
KORGのワークステーション・シンセサイザー、X3を用いたホラー色の強いビートがかっこいいですね。X3はBlackoutの1995年リリースのテープ『Dreamworld』のヘタウマなジャケのイラストにもフィーチャーされている。お気に入りだったんだね。

なんとなくBlackoutワークスのプレイリストを聴いていたら、新しいアルバムのアイディアが湧いてきて、いい感じのタイトルが思い浮かんだ。私の場合タイトルができたら8割できたのと同じと思っているので(?)あとはつくるのみ。

ちなみに今アルバムもしくはEPのアイディアは3つくらいある。完成はいつになるか分からないが、がんばってつくろうと思う。

胃の具合が悪く昼食はサンドイッチにしたのだが、15時をまわったぐらいに急に腹が減ってたまらなくなり、事務所を出てスーパーに行く。ドリップコーヒーのパックと菓子パンを2つ買い、戻ってくる。

パンを2つ食べても腹が減っているので参った。これは胃が治ったということでいいのでしょうか。

出荷作業を終えた社長が事務所に戻ってきて、2人黙々と仕事し定時を少しまわって退勤。

腹が減っているし胃も治ったということにするか、ということで東秀にINし、新作のヨウポービャンビャン麺というのを夕飯に食べる。ほどよい辛さと五香のかおりが鼻腔をくすぐりなかなかおいしかったように思う。

スケートでひと駅プッシュして移動しつつ、道中なんとなく練習しながら帰る。
はい、オーリーどっかいった。はい、マニュアル永遠にできない。ノーコンプライ180は後ろ足でデッキを回す感覚は身につきつつあるが、前足をデッキから降ろすと同時に後ろ足でデッキを弾くというのが全く感覚として分からず、お手上げである。

ひと駅移動したら電車に乗り、自宅の最寄駅のひとつ手前の駅で降りてまたもひと駅プッシュして移動しつつ練習。
緩やかな下り坂が続く道でマニュアルを試みるのが常なのだが、前方に人影を見て、あれはもしや、と思い、スッ……とスケボーから降りて小脇に抱えて、私はスケートボードで滑ってなどいません、という顔をして歩くがやはりその人影はポリスマンだった。
ポリスマンの目の前でスケートボードに乗っていると「だめですよー、降りてください」と怒られるのでとても嫌だ。

帰宅しひと息ついたら音楽を聴きながら洗濯物をたたむ。

なんだか落ち着かないので酒でも飲むか……と思い、冷蔵庫に1本だけあったお茶サワーを飲む。

これはプレーンとうたいながらもなんかどれも酸っぱい香料が入っている缶チューハイが好きではない私が、ただ焼酎を炭酸で割っただけのプレーンなチューハイに最も近い缶の酒は何か?と探し求めた果てに見つけた、限りなく正解に近い商品である。焼酎を緑茶と炭酸で割っただけなので無味に近く、味がシンプルでよい。

酒を飲んだら少し気分が落ち着いたが、今度は腹が減ってきてしまって困った。
今日の昼間スーパーで見かけたチートスの巨大バッグのイメージが脳裏に焼き付いており、チートスが食べたいと思うも近所のスーパーには売ってないので、代わりに湖池屋スコーンのチーズ味が食べたいなと思うけど、胃が完全に治っているわけではないのでここでスナック菓子を胃にぶち込むと絶対よくないと思い、耐える。でも空腹感は容赦なく襲ってくる上にどんどん大きくなってくる。

もう耐えられん、スコーンチーズ味買いにいくか……と思った刹那、冷蔵庫に納豆が1パックだけ残っていたのを思い出し、そうだ代わりに納豆を食べましょう、お腹にもやさしいしローカロリーだし栄養もあるし、いいことづくめですね、ということで、寒い台所で真顔で仁王立ちしながら納豆を食べる。

腹は落ち着いたがお茶サワー350ml缶1本だけとはいえ中身は焼酎なので、結構しっかり酔っぱらってしまった。

今日は風呂に入りたいのだが酒を飲んでしまうと入浴の成功率が格段に下がってしまうので往生するが、とりあえず最近できていなかった機材を触るというのをやってみましょう、ということで、先日ヤフオクで落札したKORGのX3(そう、買ったんです)が日曜に届いたまま玄関に放置したきりだったので、箱から取り出しスタジオバカ別館の2段キーボードスタンドにがんばって設置する。X3、でかくて重いね。でもかっこいいね。

電源を入れたら商品説明にあったとおり液晶のバックライトが死んでいて画面が光らず、また弾きやすくていいかな?と思ってX3を2段キーボードスタンドの下の段に設置してしまったため、上段に設置してあるシンセの影で画面が全く見えない。
これじゃいかんということで、上下を入れ替えたら液晶が視認できるように相成りました。

X3をミキサーに繋いで内蔵されているプリセットを順々に切り替えていき、どんな音か聴いてみると、なんちゅうかファットできらびやかな音がするので驚いた。これはいい買い物をしました。X3は16トラックのシーケンサーを内蔵しているので、それも試してみたい。フロッピードライブが生きているかどうかはまだ未確認。

私はピアノが弾けないのだが、完全に我流でなんとなく合ってるのか合ってないのか分からないコードっぽいものを弾いたり単音でメロディーを弾いたりはできるのだけど、ちゃんと弾けるようになりたいなあと思う。
初心者向けの教則本を以前購入して持っているので、コツコツ練習して弾けるようになりたい。

X3と戯れながら頭の片隅でずっと風呂をどうするか考えていたのだが、微妙な時間になってしまっていたので諦めて早寝して、がんばって翌朝入ることにする。

0時前に就寝。


■今日聞いた音楽
Tyler, the Creator / CHROMAKOPIA
Tommy Wright III / Memphis Massacre
Triple Six Mafia / Prophet Entertainment Greatest Hits

2025年1月28日火曜日

2025年1月27日(月)

2025年1月27日(月)

8時半ごろ起床。朝食をとり電車に乗り出勤。

毎週月曜の朝は事務所の掃除があるので、いつもの通り給湯室の流しをきれいに洗い机などを拭き掃除する(私の担当)。

最近仕事がそんなに忙しくないというかけっこう暇で、そこまでストレスなく働くことができている。いやウソ。社長の相手をしているだけでストレスがやばい。

お昼に隣の席でサンドイッチを広げて食べはじめた社長が突然爆音でYouTubeを再生しながらそれに合わせて朗々とカンツォーネを歌いだしたので笑った。なんなんだよ!カタリ・カタリという曲だそうで、社長が唯一歌えるイタリア語の歌とのこと。知らないよそんなの!

一太郎先輩がクビになって以来、倉庫での出荷作業は主に社長が担当しているのだが、彼が自分の仕事で手いっぱいのときは私が倉庫へ行くことになっている。
ここ数日社長はずっと掛かり切りの仕事があるため今日も私が倉庫へ行くことに。

倉庫での仕事は立ち仕事だし倉庫は寒いし前は嫌だったけど、倉庫に一人きりなので音楽を聴きながら作業できるし、商品をピックアップしてプチプチに包んで梱包して、という一連の作業を黙々とやっていると、不思議と心が落ち着く感じがある。出荷が大量のときはそんなこと感じてる余裕はないが。
事務所でPCとにらめっこしてるよりも、自分は今働いている、という気分になる。これまでヤフオクで無数の機材を売って梱包して発送してきた私の梱包鬼(コンポーキ)としてのスキルが活かされている。

というわけでスマホで音楽聴きながら倉庫で仕事して、運送会社に集荷の依頼をして倉庫を出、事務所へ戻る。

そこからまた仕事をし、定時を少しまわって退勤。

スケートでひと駅分プッシュで移動しつつ道中なんとなく練習しながら帰る。

どうもオーリーがまたどこかへ行ってしまったようだ……。あとマニュアル(後輪だけで滑るいわゆるウィリーのこと)が永遠にできない。マニュアルをするときは両ひざを曲げないといけないらしいが、今まで私は後ろ足を伸ばした状態でバランスを取っていたので、ああこれじゃだめだったんだ、と思って(後ろ足を伸ばしてるとマニュアル→オーリーアウトとかできないので曲げる必要があるらしい)それを意識するようにしたらてんでできないでやんの。

またしてもスケートで何もできなくなってしまったのでがっかりしながらスーパーに寄って夕飯にきつねうどん買い帰宅。

ブログを書いてきつねうどんを食べたあと、音楽を聴きながら横になる。

引き続きThree 6 MafiaやTommy Wright IIIなどメムフィス・ラップを聴いている。かっこいいなあと思うけどかつてのように夢中になって聴いているわけではない。

最近機材いじれてないのでもっと触りたいが、寒いのと疲れとでなかなかできない。明日はできたらいいなと思う。

何もできないときは早寝をしたほうがいいので0時就寝。


■今日聴いた音楽

Rex Orange County / WHO CARES?
Blackout / Dreamworld
Three 6 Mafia / Mystic Stylez
Tommy Wight III / Memphis Massacre

2025年1月27日月曜日

2025年1月26日(日)

2025年1月26日(日)

浅く断続的な眠りを繰り返し、昨夜寝るのが遅かったのでもっと眠りたい、と思いつつも眠り続けることができないので8時半ごろ起床。

外はよく晴れている。

今日は多分何もできないだろうな、と昨日から考えていたので、スケートに行くのも音楽をつくるのも諦め、一日のんびり過ごすことに決める。

バナナ、ピーナツバタートースト、牛乳の朝食をとり、コーヒーを淹れて音楽をかける。

PCを開いて自分のブログにアクセスし、昔書いた日記をひとつずつ読み返しながら、非公開にしていた記事を順々に公開していく。

数年前に思うところあって、過去の日記のほんの一部だけを残して大量の日記を非公開にしたのだが、再度公開することにした(非公開のままのやつもあるけど)。

2016年~2018年の3年間が自分にとってうつが最も重く、また人生も大変に困難な時期で、まさに地獄にいた。
この時期に大量に日記を書いていて、当時の自分の地獄の業火に全身を焼かれながらもなんとか正気を保とうとしていたその一大ストラグルの様子が克明に記録されている。

記事をひとつひとつ再公開するために順番に読み直していたら、当時のことを思い出して大変につらくなってしまった。状況はかなり深刻で絶望のどん底にいたのだが、当時の自分は完全に死にながらもなんとか生き延びるために必死にがんばっていたので、自分のことながらめちゃくちゃ驚いた。

今の自分が同じ状況にいたら、あのころのようにがんばれるだろうか。多分無理だと思う。

深刻な描写が延々と続く中、文中に唐突に挿入される寝ているときに見た悪夢の内容が面白くて、読んでいてたびたび笑ってしまった。
自分で自分の書いたもので笑ってたら世話ないんだけど、地獄のどん底で完全に死んでいるときでも、ほんのひとかけらのユーモアを握りしめながら一生懸命生きていた当時の自分を労わってあげたい。四文屋でおごってあげたい。でも自分と一緒に飲むのはいやだな……。

そんなことを考えていたら今の自分は当時の自分の延長というか連綿と流れる時間を経て当時の自分が今の自分になったわけで、全部同じ自分だったのでびっくりした(?)。

過去記事の再公開をひと通り終えたら新たに日記を書く。

全部の作業を終えたらなんと14時をまわってしまっていた。

お昼を食べたほうがいいということで何か食べなきゃと思うが胃が完全に終わってしまっているので消化にいいものを食べたほうがいいんだけど、一瞬で食べられるものを、と考えたところ福しんの天津飯はどうか、ということになったので食べに行く。
中華料理は当たり前だけどどれも油をたくさん使っているので、天津飯は一瞬で食べられたが胃が悲鳴を上げている。

3か月くらい前に自炊をすることを完全に放棄した。
自炊にかかる手間ひま(米を炊いたり炊いた米を小分けにしてラップにくるんで冷凍したり皿や米を炊いたお釜を洗ったり云々)とその負担が自分にとって大きすぎるのと、それらをすべてスキップすることにより仕事から帰ってきた後の時間を音楽制作とかに充てたいと思ってのことだった。
でも金がないので外食で安く済ますには選択肢が限られていて、しばらくの間松屋と福しんを適当にローテーションする日々を送っていた。
そしたら完全にそのつけが回ってきて胃が終わってしまったのであった。
そろそろまた小松菜カレーの日々に戻らなければならないのかもしれない。

福しんから帰ってきて洗濯機を回し、散歩へ。

休みの日は昼食後近所をスケートで適当に滑りながらちょっと練習して怒られる前にまた移動して、みたいのをしばらくしていたのだが、ある日いつものようにいつもの路地裏で練習していたら、自分の頭上にあった家の窓がガラッと空き、「うるせーな……」とボソッと吐かれて窓が閉じられる、ということがあった。
完全に呪われたと思った(住宅地でスケートしているこっちが完全に悪いんですが)。呪いの言葉を吐かれたからにはもうこのスタイルはやめなくてはならない、と思って今後はスケートするときはパークまで行くことにしたのでありました。

ということでもう近所でスケートできないので代わりに散歩へ行く。
近所の川沿い(川といっても両側を高いコンクリ壁で囲った立派な用水路みたいなやつ)をてくてく歩いて15分ほど行くと大きめの公園が現れる。そこを通り抜けて大通りへ出てまた15分ほど歩いて家に帰るというお決まりの散歩コース。

散歩しながらこないだ友達が送ってくれた音源をiPodで聴く。めちゃくちゃかっこいい。

帰宅し洗濯物を干して、友達に音源の感想を書いて送る。

夜は色々音楽を聴いて過ごす。

石のようになってしまった胃を少しでもなんとかするためにスーパーで買ったきつねうどんと納豆を夕食とす。

昨夜少ししか眠れなかったので早めに床に就き23時半ごろ就寝。

以前はだらだら2時とかくらいまで起きていたが、最近早寝することを覚えた。セルフケアが非常に苦手な私が自分にできる数少ないケアのうちのひとつである。


■今日聴いた音楽
Rex Orange County / WHO CARES?
KUBOTA, TAKESHI / NEO CLASSICS
Jane's Addiction / Kettle Whistle
The Beatles / Past Masters vol.2
YOONKEE / ASIAN ZOMBIE
友達が送ってくれた音源
New Order / Low-life
New Order / Brotherhood
Fruity / SONGS
ULTRAMAGNETIC MC'S / THE BASEMENT TAPES 1984-1990

2025年1月26日日曜日

2025年1月25日(土)

2025年1月25日(土)

朝早めに起床。今日は予定がたくさんある日。

昨夜雨が降って、外は曇っており寒い。夜に寒いところに行くので暖かい格好をして出かける必要があるが、シャツを着てセーターを着てお気に入りのウールのジャケットを着てマフラーを巻いて行こうかな、と考えていたところ、ウールのジャケットが思った以上に薄手でこれで出かけるのはさすがに寒いだろうということで、代わりにダウンジャケットを着ることにする。
かわいくて暖かい冬物のアウターをあまり持っていないことに気づく。

家を出ると、やっぱり外はとても寒く、ダウンジャケットを着て正解だったと思う。

電車に乗り病院。
今担当していただいている先生が独立してご自身の病院を開業されるとのことで、この日が最後の診察となった。
この先生には今までとても親身になって診ていただいていたので、今までありがとうございました、とお礼を言って診察を終える。
薬は少しずつ減っている。

診察の後は半年に一度の採血と尿検査。
先日レジェンダリーなロック・ギタリストのジョン・サイクス氏が亡くなってしまったとのことで、ジョン・採血という無意味なフレーズが頭によぎる。
血と尿をしこたま採られた後、薬局で薬をもらい電車に乗り移動。

松屋にINして1ミリも食べたくないな……と思いながら牛めしの並・生野菜・生卵のセットをもそもそと食べる。『もそもそ』という擬音はまじでおいしくなさそうな響きがあるのですごいと思う。

食後喫茶店にINし、コーヒーを飲みながら少し本を読む。今は永井玲衣さんという哲学者の方の『世界の適切な保存』という本を読んでいる。
あらゆる事象を前にし、1秒ごとに少しずつ薄れて消えてしまっていく心のゆらぎ、目の前の人の発する言葉、考え、思いなどをいかに適切に保存するか、という途方もないような、祈りのような試みについて書かれた本。
とても瑞々しい筆致で書かれており、文章のなんてことのないような部分にも読んでいて思わず泣きそうになってしまう瞬間がある。

この喫茶店は禁煙なのだが人ひとりがやっと入れるみたいな小さな喫煙ブースが店の隅にあり、入った目の前の金属製の壁一面に排気口の細長い口がたくさん付いており、そこに『こちらに向かって煙を吐いて下さい』との注意書きが書かれている。
宇宙船内の喫煙ブースみたいだな、とここでたばこを吸うたびに思う。

時間がきて喫茶店を後にし、床屋。
この床屋さんに通ってもう10年になる。ここの店主のお兄さんの腕を完全に信頼している。
お兄さんもスケートをやっていて、私も最近スケートをがんばっているので、ノーコンプライ180ができるようになりたくて練習してます、とお兄さんに言ったら「それは足を降ろすときに身体をひねってこう……」と髪を切るのそっちのけでジェスチャーまじりに説明してくれたので、思わずにこにこしてしまう。

髪を切ってかっこよくしてもらったので電車に乗り遠出。人に会う約束がある。

電車の中では自分でつくったApple musicのプレイリストをずっと繰り返し聴いている。

最近は電車の中であまりスマホを見ないようにしている。ツイッターを見なくなったのが大きいが、インターネットの通信量を抑えたいという気持ちと、あとは普段の生活の中で何も考えずにぼーっとしている時間があまりにも少ないことに気づき、電車に乗っているときはスマホを見ず、本も読まず、音楽を聴きながらただ窓の外を流れる景色を見て過ごしている。

人に会い、ご飯を食べ、話をして、楽しい時間を過ごす。

その人は、人が書く日記を読むのが好きだ、と言っていた。何の変哲もない日常を書いたものを読むのが好きで、noteなどで書かれているものを定期的にチェックしている書き手の人が4人くらいいる、とのことだった。

自分も元ブロガー(?)で、このブログを見返したらけっこうな量を書いていて少し驚いたけど、人の目に触れるところで日記を書くって不思議なことだな、というシンプルなことを思った。

カート・コバーンは日記に自分の思いの丈やそれ以上のものを書いていたそうで、そしてその日記をわざと人の目に触れるような場所に置いていたという。
自分のことを分かってほしい。自分のことを知ってほしいという思い。話しても伝えられないこと、伝えきれないことを文章にし、それを読んでほしいという思い。

カートの気持ちはなんかちょっと分かる気がするけど、それってなんだかちょっとずるいな、という気もする。

日記を公開するということには、ある種の答えを自分から人に開示してみせる、という側面もあると思う。言葉で伝えきれなかったんですけど、あのとき自分はこう考えていて、こう思っていたんです。それを知ってください。分かってください。と人に開示すること。
それってやっぱりちょっとずるい気がする。

私は昔このブログであったこと全部を、自分が思っていること全部を書いていて、それは自分のスタイルだと思っていたのだけど、それはある種の暴力性もはらんでいて、誰かを傷つけることもある、ということを人から言われて知った。
全てを書く必要はないし、書くもの書かないものを選ぶことができる、ということを知った(バカ)。

39年生きてきて、もうすぐ40になるけど、人と話して人のことを知るのはとても難しいな、といまだに思う。
何かを間違えてしまったらすべてが壊れてしまうような気がして、壊れてほしくないものが壊れてしまったら自分も壊れてしまうので、大切に扱いたいと思って、発する言葉もすべてがおそるおそるといった感じになってしまう。
ひどく脆いものをおっかなびっくり扱って、それは簡単に壊れてしまいそうで、でもそれに触れたくて、そっと手を伸ばす。

割れものは手で運ぶ。

帰宅し友達とチャットで色々話して、上に書いたような自分の考えも伝えて、友達から「ただ幸せになればいいんだ」と言われてハッとする。
一番大事なことは驚くほどシンプルだったりする。

なんとなくThree 6 Mafiaを聴きながら友達とチャットして、風呂に入るの面倒だな、と思ってうだうだしていたけど、今日は床屋で整髪料をつけてもらっていたので、それを落として寝たほうがいいので、がんばってシャワーを浴びる。なんと3日連続で風呂に入っている。

過去の自分のブログに書いた日記を読み返していたら3時近くになってしまい、布団を敷き床に就くが疲れているはずなのになかなか寝付けない。

眠りがとても浅く、夜中何度も目が覚める。



■今日聴いた音楽
Rex Orange County / WHO CARES?
Apple musicの自作プレイリスト
Three 6 Mafia / Mystic Stylez
The Beatles / ACOUSTIC complete esher tapes
ほか