この週末にパートナーから40歳の誕生日を盛大にお祝いしてもらった。
こんなに幸せなことがあっていいのか、と思うような日々を過ごしている。
夢じゃないかしら、と思って何度も自分の頬をつねるのび太のような気持ちだ。
3月10日で40歳になった。
Stoogesの曲で『1969』という曲があって、その曲の中でイギー・ポップはこう歌っている。
"去年おれは21歳だった
面白いことはそんなになかった
今おれは22歳になる
なんてこった、最悪だよ"
The Stooges 『1969』より (訳: MCビル風)
The Stooges 『1969』より (訳: MCビル風)
自分がまだ20歳そこそこだったころ、日々もやもやした気分で過ごしており、この曲に大変感銘を受けていたが、もう40歳にもなるとそんなにやさぐれた気分になることもなく、ただ時間は流れている、という事実を、ある種の驚きと少しの諦めと、そしてなんだか不思議な気持ちをもって受け入れるのみである。
孔子は『四十にして惑わず』と語ったというが、私は自分が果たして年相応に成熟してきているのかどうか、それを知るすべを持たない。
40年というそれなりに長い時間を生きてきて、昔の失敗やつらかったことの数々が急に頭をよぎって絶叫してしまうことが大分増えたが、それとともに別の変化が自分の中で起きていることに最近気づいた。
それはどんなことかというと、過去に自分が経験した些細な出来事、それも本当に取るに足らない、日常のめちゃくちゃどうでもいいような一場面の中で起きたちょっと面白いことが急に思い出されて、ふふふと笑ってしまうことが明らかに増えたのである。
例えばどんなことを思い出して急に笑ってしまうのかいくつか挙げてみたいと思うが、本当にどうでもよすぎて面白さは全く伝わらないと思う。
・昔ドドドくそくそ激くそブラック企業(違法企業)で働いていたとき、とある山中で開催されたレイヴパーティーの現場に駆り出されたことがあったのだが、そのパーティーが朝を迎え、日も大分高くなってきて、そろそろ宴もたけなわ、となりDJが音を止めた。
パーティーが終わった、ということで遊びに来ていた輩っぽいいかつい男性とその彼女がじゃあ帰るわ!といって仲間に告げて去っていったのだが、突如DJがまた曲をかけて再び爆音が鳴り響いたのだが、そしたらその去っていったカップルが踊りながら戻ってきて、それを見た会社の先輩がめちゃくちゃうけて、今の見た!?と言いながら彼らの真似をするので私もそれを見て笑ってしまった。
・昔ドドドくそくそ激くそブラック企業(違法企業)で働いていたとき、社用車のハイエースを駆って24/7/365馬車馬のように働いていたのだが、ハイエースを運転しまくっていて車と自分が一心同体となっていたので、ある日ハイエースで現場に到着した私は会社の先輩が立っている目の前で難しい縦列駐車を一発でバシィッ!と決めたので、その車との一心同体っぷりに先輩が笑っていたので私も笑った。
などなど。
……どうですか?めちゃくちゃどうでもいいでしょう。
めちゃくちゃどうってことないし、色々なことが起こりまくる人生の中で、これらのことはあまりにもどうでもよすぎる出来事で、宝物とか宝石とか呼ぶにはパンチが足りないことばかりなのであるが、それでも自分の中では忘れがたい大切な思い出として、私の頭の中の引き出しにしまわれている。
その引き出しは自分でもよく分からないタイミングで急に開いて、突然中身が飛び出してきては私を微笑ませるのである。
こんなどうでもいいような、だけど思い出すとちょっと笑ってしまうような些細な記憶の数々が、総集編で死の間際に走馬灯として現れるのであればめっちゃ楽しいなと思う。ドクターペッパーとマイクポップコーンを手元に用意して、ふふふと笑いながら眺めようじゃないか。
こんな記憶が年を取るにつれてどんどん増えていくのなら、年を取ることって全然悪くないなあ、とそう思う今日このごろです。
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MCビル風の名前を冠したブログなのにここで自分の活動をちゃんと告知したりとかもこれまでろくにしていなかったけど、先日onettさんの新譜『LAST ROMANTIC!』発売に際してコメントを寄せましたのでお知らせします。こちらのPASSiON RECORDSさんのサイトで見られます。
onettさんの新譜、めちゃくちゃ素晴らしいのでぜひ聴いてみてください。CDでのリリースで、bandcampや各種サブスクでは全15曲の中から10曲を抜粋した特別編集盤としてリリースされています。ポップミュージックに宿る魔法を愛する方におすすめの傑作です。
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それはどんなことかというと、過去に自分が経験した些細な出来事、それも本当に取るに足らない、日常のめちゃくちゃどうでもいいような一場面の中で起きたちょっと面白いことが急に思い出されて、ふふふと笑ってしまうことが明らかに増えたのである。
例えばどんなことを思い出して急に笑ってしまうのかいくつか挙げてみたいと思うが、本当にどうでもよすぎて面白さは全く伝わらないと思う。
・昔ドドドくそくそ激くそブラック企業(違法企業)で働いていたとき、とある山中で開催されたレイヴパーティーの現場に駆り出されたことがあったのだが、そのパーティーが朝を迎え、日も大分高くなってきて、そろそろ宴もたけなわ、となりDJが音を止めた。
パーティーが終わった、ということで遊びに来ていた輩っぽいいかつい男性とその彼女がじゃあ帰るわ!といって仲間に告げて去っていったのだが、突如DJがまた曲をかけて再び爆音が鳴り響いたのだが、そしたらその去っていったカップルが踊りながら戻ってきて、それを見た会社の先輩がめちゃくちゃうけて、今の見た!?と言いながら彼らの真似をするので私もそれを見て笑ってしまった。
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などなど。
……どうですか?めちゃくちゃどうでもいいでしょう。
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その引き出しは自分でもよく分からないタイミングで急に開いて、突然中身が飛び出してきては私を微笑ませるのである。
こんなどうでもいいような、だけど思い出すとちょっと笑ってしまうような些細な記憶の数々が、総集編で死の間際に走馬灯として現れるのであればめっちゃ楽しいなと思う。ドクターペッパーとマイクポップコーンを手元に用意して、ふふふと笑いながら眺めようじゃないか。
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