2012年3月11日日曜日

3/11(日)@渋谷7thFloor SF presents "HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO vol.11"

3/11(日)@渋谷7thFloor
SF presents "HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO vol.11"

open/start18:00 charge¥1000(+2drink¥1000)

出演:SF / MCビル風 / キャプテンシンセ / RAPMANIAC /
Mc ATOM × KO-ney / Kate Sikora / gael*monfille /マイケルJフォクス / ライアン
FOOD:飲&YO!(TKTH&トリちゃん)


※ビル風はキャプテンシンセとのセット、19:30~の出演

「ハローグッバイバモストーキョー!大地が揺れ、地面が割れ、
津波が押し寄せたあの日からちょうど一年。それまで大事にして いた何かが決定的に破壊されすべてが露呈したあの日からちょうど一年。愛と平和。夢と希望。破壊と想像。不安と第六感。ロックとロール。ありったけの思い を込めて僕らのパーティー"HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO"を開こう。平坦そして凸凹な戦場で生き延びること。黙祷&ピース!
」(フライヤーより抜粋) 

SFタカチホさんによるいかした出演者紹介はコチラ

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早いもので、東日本大震災から一年が経とうとしています。被災地は少しずつ復興に向かっていることと思いますが、原発事故により、福島に人が住むことの出来ない土地が生まれてしまった。一年経っても福島第一原発の事故は未だに収束していません。それにはものすごく長い時間が掛かるでしょう。まだ何も終わっていない!

で、自分の生活の話をしますと、やはり大震災にはたいそう驚き、関東ではそこまで大きな被害はなかったものの、しかし日常を取り戻すにはなかなかの時間が掛かりました。去年の3月12日に、盟友carpoolの企画ライブに僕を呼んでもらっていて、震災の日にcarpoolさがやまくんと、翌日の企画を行うのかどうか、メールでやり取りをしました。結果、安全確保と電力供給が難しいとの判断により、その日の企画は延期に(6月にリベンジ企画が行われ、無事成功しました)。

そして、ひたすら起こる余震、無遠慮に鳴るピロンピロン!という緊急地震速報の音に怯え、原発が爆発した、放射能が撒き散らされた、ガソリンがねえ、電池がねえ、水がねえ、スーパーに何にもねえ、計画停電だ節電だ、何でもかんでも不謹慎だ、などなど、メチャクチャにてんやわんやしている中、3月21日、渋谷7thFloorにて、僕を誘ってもらっていたHasta La Vista Babiesのレコ発ライブの日がやってきました。その頃には、7thFloorは照明を暗くしつつ、アンプラグドでライブを行うなど節電しながら営業を再開していました。

僕は情けないことに、地震の日からそのライブの日まで、訳もなく落ち込んでいて、こんな状況の中で、果たして自分が人前でマイクを持ってラップする意味はあるのだろうか?一体何を歌えばいいのか…と、生意気にも悩んでいました。

照明は天井から吊るした裸の電球数個のみ、という状況の中でのビル風のライブ、いざ始まると、でかい声出して気持ちが落ち着いたというか、体を動かしたおかげでリラックスできたのか、何だかよく分かりませんが、自分の曲をやることにより、自分の心が少しだけ軽くなるのを感じました。そのとき思ったのは、状況はめちゃくちゃでも、自分に出来ることを、最大限にやるしかないのだ…というシンプルな答え。それは今でも変わらないです。そして、その日のライブの帰り道、節電でメチャクチャ暗い、とても元気のない渋谷の街並み。あの光景は絶対に忘れることはないと思います。

そして3月30日、"HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO vol.5"が渋谷7thFloorで行われました。これは僕が初めて出演させてもらったバモストーキョーです。2月にSFタカチホさんに誘ってもらっていて、最初オファーが来たときはえらいたまげました。超リスペクトしているバンドに誘われたのがとても嬉しく、パーティーに出演させてもらえるとあっては、ものすごく楽しみであると同時にとても緊張したのも覚えています。

でまあ上記の通り、地震の後てんやわんやで意味もなく落ち込んだりしていましたが、そんなときに、SFタカチホさんから送られてきたメール(ブログに転載されています)に大分救われた気持ちになりました。

そしてパーティー当日。バモストーキョーvol.5が超良いパーティーで。地震後初めてパーティー出来た!という喜びでいっぱいになりました。 お互いがお互いを自然に気遣う感じとか、地震の後初めて友達に会って、元気な姿を見られて嬉しかったりとか、何か、みんな大丈夫か~!自分のペースでいいから、ちょっとずつ元気出そうぜ~!みたいなすごい良いバイブスがフロアーのあちこちから感じられて、胸が熱くなりました。地震後初めて目の当たりにしたポジティブな光景だったかもしれません。

とまあ、長々と書いてきましたが、「とにかくパーティーを続けよう」、ということで、あれから一年、3月11日に"HELLO GOODBYE VAMOS TOKYO vol.11"が行われます。みんな元気か~、一年大変だったし、まだまだこれからも大変だけど、まだまだ頑張るぜ!て感じで心機一転できたらいいなと。でもモチロンそんなの全然押し付けるつもりはなくて、パーティーの楽しみ方は人それぞれだし、基本はイカした音楽とめちゃくちゃおいしい料理でワイワイやる大パーティーなのです。フロアーが主役!

この日はバモストーキョーレギュラーのDJオショウが地元福島のイベントに出演するためお休みです。なので私MCビル風が拙いながらもマスターオブセレモニー、総合司会をすることになりました~マイクジャックいつでもどうぞ!そして飲み会で肋骨を折るほどのパーティーモンスター、ラップマニアックさんがこの日を最後にしばらく東京でライブ出来なくなるので、そちらもお見逃しなく!また、yukaDさんのチャリティーアンダギーも一年振りにカミンバック!美味しいサーターアンダギーを食べて被災地に寄付も出来て最高!揚げ物の油には悲しみを和らげる効果もあります!特に最近悲しい人は是非!
 
3月11日は渋谷7thFloorでお会いしましょう!

MCビル風 談

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